2016年 6月 12日
UFOと重要文化財
人事異動があって、仕事が変わり、
突然忙しくなってしまった。
毎日が飛ぶように過ぎていく・・・
連休の旅行記もずっと温めたままになっていたが、
やっと初日分が完成。
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今年のゴールデンウィークも去年と同じく
北へ向かう二泊三日の家族旅行。
2016年5月3日
6時出発
8時途中のサービスエリアで軽い朝食。
大人はサンドイッチ。
息子はジャンボ焼きそばパンとおにぎり。
・・・炭水化物の塊だが、成長期には必要??
外のベンチで食事をしていたら、
精悍な顔つきの大きな犬を連れた男性が来た。
続いて、彼の家族らしい団体さんが。
犬を連れた男性の母親らしき女性は、饒舌な肝っ玉母さん。
この犬は大人になったばかりだとか、この子の母親は9匹産んだとか、
周囲に聞こえるような大きい声で説明してくれた。
10時ちょっと前に、船引三春で常磐道を降りた。
11時15分に夫が再訪を熱望していた「UFOふれあい館」に到着。
昨年は時間がなくて、じっくり見られなかったので、
絶対に来たいと思っていたらしい。
UFOが飛来するとかいう、千貫森を登った。(標高462.3メートル)
登山道というか、遊歩道には「UFO道」という名前が付いている。
そして、道のカーブごとに宇宙人らしき石像が置かれているのだが、
これは一体いくらぐらいなんだろう?
モトはとれているんだろうか??
頂上にあるのは、展望台だと思っていたが、
UFOとのコンタクトスポットらしい。
(3Dの紹介ビデオを見るまで知らなかった・・石像の後ろの建造物)
コンタクトって・・・何をどうすればいいんだろう?
コンタクトスポットからの眺め。
「ワレワレハウチュウジンダ」とか言われるのを待つのか、
こちらから申告するのか??
UFOふれあい館の中に、コンタクトスポットの全体写真があった。
これも単なる金属のオブジェじゃなくて、
何か信号みたいなものを送受信(?)できるらしい。
磁力線パワーで健康が増進されるらしい。
夫が事前に調べていたカレー屋さんは長期休業中だったので、
UFO物産館の飛び魚ラーメンを食べた。
千貫森の宇宙人石像一覧。
メニューの中にはちょっとお高い「ピンカラ石ラーメン」というのがある。
ピンカラ石でできた器に入って出てくるラーメン・・・
と言ってしまえばそれまでなのだが、ピンカラ石というのは、
<適当につけた感>がそこはかとなく漂うネーミングとは裏腹に
何やらすごい効果を秘めた石なのだとか。
我々の後から来た御仁が
「ああ、せっかくだから、それにしようか」
と言って注文しているのを見て、太っ腹!と思ってしまった。
そのあと、UFOふれあい館の二度目の見学。
なんとも言えない手作り感がこの施設の魅力だろう。
宇宙人石像一覧のカラーバージョン。
過去の目撃談。
図書コーナー。ちょっと気になる本も。
噂の「UFO畳縁」も拝見したし。
ピンカラ石お一人様1個プレゼントもゲット。
13時半に出発。
続いて向かったのは 空カフェ。
移築した古い民家を店舗にしている素敵なカフェ。
1歳半くらいの、真っ赤なほっぺたの男の子が
優しい雰囲気のママと一緒に来ていた。
息子もこんな感じだったのになぁ。
どこであんなにヒネクレてしまったんだか。
爆睡しているときの無防備すぎる表情は
小さい頃と全然変わらないんだけど。
漆器のお得市をやっていた。
旅館などで使うのかなぁと思われるお椀やお盆が
格安で売っていた。
祖母譲りの漆器があるので、ここでは3人分のお箸を購入。
うさぎのついたお箸がとってもかわいくて、
息子に(ささやかな嫌がらせとして)買ってやろうかと思ったが、
難しいお年頃なのでやめておいた。
3時ちょっと前にカフェを出発。
次の目的地は天鏡閣。
(旧名称:有栖川宮翁島別邸・高松宮翁島別邸 /重要文化財)
昨年は、この建物のすぐ近くの宿に泊まった。
早朝散歩で天鏡閣まで来たのだが、閉館中だったので
外から写真を撮っただけだった。
思ったとおり、素敵な建物だった。
明治時代の洋風建築ってどうしてこんなに惹かれるんだろう。
写真を撮りまくってしまった。
売店で、資料を購入。
薄いものであれば、たいてい500円以下だが
興味深い内容が書かれていることが多い。
由緒ある建物や神社仏閣に行った時に
売っていれば買うようにしている。
去年はUFOふれあい館とJAXAという「異端-正統」の組み合わせだったが、
今年はUFOふれあい館と天鏡閣(旧皇族別邸)という「異端-正統」の組み合わせ。
そろそろ日が傾いてきた。
すぐ近くの南ヶ丘牧場へ。
持ってきた上着を着ても肌寒いくらいなのに、
男組はアイスを食べていた。
羊や馬がいた。
有料のふれあいコーナーでは小さい動物と遊べる(?)ようになっていて
幼稚園くらいの子が大喜びで子羊を追いかけていた。
ほんの数年前までは、息子もあの場所ではしゃいでいたんだけど、
今、中に入って行ったら、「なんでこんな大きい子が?」という目で
見られてしまうかもしれない。
南ヶ丘牧場を出て、宿へ向かう。
これは・・・!!
去年の旅行で行った開成館の「安積疏水」じゃありませんか!
郡山市開成館のサイト
https://www.city.koriyama.fukushima.jp/161030/bunka/kaisekan/
去年の旅行記事。
http://www.m2-dream.net/?p=11167
<去年の記事のファン・ドールンさんの部分の抜粋>—————–
「安積開拓ゆかりの人々」の紹介の中に
ファン・ドールンという外国人がいた。
(Cornelis Johannes van Doorn、1837年2月9日 – 1906年2月24日)
明治初期のオランダは、水利土木分野が最も進んだ国だった。
この分野の技術者であったドールンは明治5年2月に日本政府の要請で来日した。
明治11年に郡山へ赴き、猪苗代湖を視察し、疏水経営が決定したそうだ。
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こういう方だったらしい。
初代の安積疏水土地改良区の理事長 渡辺信任氏。
ファン・ドールンさんの銅像にまつわる渡辺信任氏のお話。
内閣総理大臣 大平正芳・・ということは、
1978年12月~1980年7月の間に建てられたということか。
バブル前だなぁ・・・
本日の宿泊地はナリ会津カントリークラブ。
手続きを済ませてお部屋へ。
窓からの眺め。
6時半からラウンジのような広い場所で夕食。
サービスの地酒はとってもおいしかった。
食後、一休みして大浴場へ。
こちらは天然温泉。
泉質は塩化物泉とのことだったが、お湯の色はなんだか褐色っぽかった。
塩化物泉は湯冷めしにくいんだとか。
そのため、冷え性とか疲労回復に効果があるといわれるらしい。
体がホカホカしているうちにベッドに入ったら
一瞬で深い眠りに落ちてしまった。
(二日目に続く)
http://www.m2-dream.net/?p=11839
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