2009年 10月 27日

天使のお茶会(その2)

 
 
おいしい軽食の後、素敵なお道具が並べられて、
直美先生のお茶講座が始まった。
 
0910dscf2978.jpg  
 
 
富田直美先生/中国茶教室「Salaon de leecha 麗茶」主宰
http://www.leecha-salon.com/
こちらのサイトの美しい写真は先生が撮影されたもの!
写真の技もすばらしい! 
 
 
 
会場は午前の部と同じラ・アンジェ
http://laange.jp/index.htm
 
 
 
 
 
 
お茶には北限があるそうだ。
日本の場合は新潟県村上市。
 
 
後で調べたら「村上茶」というのが見つかった。
これが一般で流通する北限のお茶らしい。
 
 
中国の場合は、お茶がとれるのは国土の下半分
黄河流域:お茶はとれない/上空から見ると砂漠みたいに黄色い
揚子江流域:青々としていて豊か/南の方でお茶がとれる
 
 
 
チベットは、お茶を栽培するには標高が高すぎるらしい。
 
チベットでは放牧によって手に入るものを食べている。
(羊の肉、羊の乳など)
 
 
お茶を飲むことによって、必要なビタミンなど足りないものを補っているそうだ。
 
 
日本では、お茶に対して「普通の飲み物」みたいな感覚の人も多いが、
中国・中央アジアでは「なくてはならない飲み物」とのこと。
 
 
どこでも持っていけるし、お湯さえあれば飲める。
 
 
 
 
お茶にまつわるお話は、本当にいろいろあるそうなので、
いつかじっくり伺ってみたいと思った。
 
 
 
最初にいただいたのは阿里山包種茶。
 
これは高いところでとれたお茶。
 
気候が温暖で、標高が高いと良いお茶がとれる
  →霧が出る(水分)+霧が日光を遮断する
 
お茶は陽にあたりすぎると渋くなるそうだ。(タンニンが出てくる)
 
茶荷に入った茶葉が回覧された。
 ↑
 素敵な器だなぁと思って調べた。「ちゃか」って名前も可愛い(笑)
 

 
茶荷は、花びらみたいな形だった。
お茶の葉をここに載せて、形や色を見るそうだ。
先の方がすぼまっているので、お茶を茶壷に入れるのに具合がいいらしい。
 
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回覧された茶葉は、4月にとれたものだそうで、とってもよい香りだった。
 
 
 
   
お茶の葉は多めに入れて、早めに出す方がいいそうだ。
 
中国や台湾でいいお茶(=高いお茶)を買ってきた場合、
もったいなくて、お茶っぱを少しだけ入れて、
長時間、お湯を入れてしまいがちだが、
それをやると、おいしくなくなってしまうそうだ。
 
 
阿里山包種茶は葉っぱが長い状態で丸まって(縮れて??)いたが
こういう茶葉だと6~7煎、
小さく堅く丸まっているものは10煎くらい淹れられる。
 
緑茶だともっと少なくなる。
日本の緑茶は3煎が限界
 
 
 
一つのお茶の葉からいろいろな種類のお茶が作れるそうだ。
 
緑茶は、葉が青いままで火を入れる
ウーロン茶は、少ししおれさせてから火を入れる
紅茶は、完全に発酵させてから
 
 
 
蓋碗の使い方を教えていただいて、お茶を淹れる実習。
 
 
まず、使うお道具は全部熱いお湯を入れて温めておく。

これをついつい省略してしまうのだが、ちゃんとやればすごくおいしい!
(帰ってきて試して実感)
 
 
蓋碗は便利だけど熱い、と先生はおっしゃっていた。
私はかなり熱いものでも持てる方だと思っているが、
それでも、やっぱり熱かった(笑)
 
 
蓋碗の中身をきっちり注ぎ切ることが大切

これも家で試して実感。
ちゃんと注ぎ切っていると、何煎か淹れても苦くならず、おいしいまま!
 
 
 
蓋碗から茶海に注いで、茶海から聞香杯(もんこうはい)に注ぐ。
 
 
茶海は注ぎ口がついた容器。
「ティーピッチャーだけど、茶海として使えます」ということで
販売しているサイトもあった。
 
 
 
細長い茶托の上には、細長い小さな湯呑みたいな聞香杯と、
杯(さかずき)をちょっと丸くしたような雰囲気の茶杯。
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聞香杯に注がれたものを茶杯に移す。
 
 
中国語では「香りは聞く」とのこと。
だから聞香杯。
この器では香りを楽しむ。
 
 
お茶の香りは本当にいい香り♪
 
 
 
こういう細かい用途に分かれたお道具って大好き!
ネットで名前と用途を調べているうちに、欲しくなってしまった。
(私には扱いきれないのはわかっているが・・・苦笑)
 
 
 

阿里山包種茶の次にいただいたのは阿里山烏龍茶。
これは阿里山包種茶よりも、もう少し発酵させたもの。
 
 
先生がおっしゃる通り、阿里山包種茶は「清らか」という感じで
阿里山烏龍茶は「もう少ししっかりしている味」
 
 
この二つは「清香qing xiang」と言われるもの。
名前の通り、清らかですっきりさっぱりした感じ。
 
 
お茶菓子も、和三盆のような優しい味のものが合うそうだ。
 
 
 
ステキなお茶菓子を並べてしまいました。
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和三盆、ゴティバのチョコ、ドライフルーツ(パイナップル、イチゴ、キウイ)


 
 
3番目のお茶から「濃香nong xiang」
 
木柵鉄観音と東方美人をいただいた。
 
こちらは急須を使用。
 
テーブルの中央に置かれていた素敵なオブジェみたいなものは
茶匙セットだった。
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匙にナプキンリングのようなものが通してあったが、
これは、小さい急須に茶葉を入れる時に使うもの。
穴の大きな漏斗みたいだった。
 
 
東方美人は「虫が噛むお茶」とのこと。
虫とはウンカ。
 
 
ネットの説明によると
「ウンカの内分泌物質により茶の二次代謝機能がおこり香気成分が発生する」
 
 
ウンカの力を借りるので、無農薬じゃないと作れないそうだ。
 
 
茶葉を入れた急須は、茶盤という箱(?)の上に置き、沸騰したお湯をなみなみと注ぐ。
蓋をしてから、さらに熱湯をかける。
 
 
急須の蓋の持つところには小さな穴があいていて、
これをふさいでしまうとお湯が出ない。
 
なので、この小さな穴を避けて蓋を保持しながら、淹れる必要があるのだが
茶海と急須のサイズが合えば、こうやって淹れられる。
 
0910dscf2984.jpg   
セットするまでがちょっとドキドキだけど(笑) 
 
 
「濃香」になると、味の強いお茶菓子が合う。
ゴティバのハロウィンバージョンのチョコ。
それと、ルピシアのドライフルーツ(イチゴ、パイナップル、キウイ)。
 
 
チョコレートと中国茶が合うのも新たな発見!
自分の家でも中国茶とチョコを味わってみたい。
でも、せっかくだから「準チョコ」じゃなくて、ちゃんとしたのを用意したいな~
 
 
ドライフルーツは、果物の味が凝縮されていて、びっくりするほどおいしかった。
ドライフルーツって、別に嫌いじゃないけど、好きでもなかったが、
このルピシアのドライフルーツはいいなぁ!!と思った。
 
 
それにしても、ドライフルーツは中国茶にとっても合う。
この組み合わせは今まで考えたこともなかった!
 
 
おいしい中国茶とおいしいドライフルーツを探さなきゃ!!
 
 
 
ドライフルーツの他にも、ハロウィンにちなんで、カボチャ饅頭も
用意されていた。
 
こちらもとても美味しかった!
 
 

美味しくてステキなお茶菓子ばかり!! 
ご馳走様でした♪
 
 
 
 
 
テーブルの上には電気でお湯を沸かすポット。
0910dscf2977.jpg  
やかん+熱源みたいな感じ。
「先生用」の真っ黒いポットはとってもカッコよかった。

 
 
ここで常時お湯が沸いていて(先生が時々注ぎ足して下さる)
器を温めた後のお湯は、茶盤の中に入れればいい。
 
 
椅子から立ちあがって歩きまわる必要ナシで、お茶が淹れられて、
おいしいおいしいお茶菓子をつまみながら、
小さい可愛い器から少しずつお茶を飲み、
お茶の味や香りについて先生からお話を聞いて、
みんなで談笑する・・・
 
 
なんて幸せな時間なんでしょう!!
 
 
手に入ったら、もてあますのはわかりきっているんだけど
それでも中国茶のこまごましたお道具が欲しくてたまらなかった(苦笑)
 
 
 
最後にアンケートを書いて、レッスンはおしまい。
4種類のお茶とも、とってもおいしかった~
 

 
素敵な講座を、どうもありがとうございました!
 
 
 
 
 
終了後に少し雑談タイムがあった。
 
 
石井めぐみ先生は、『壮快』という雑誌で誌上メイク講座を
ご担当されることになったそうだ。
 
先月、めぐみ先生のメイク講座を体験したが、
本当に楽しくて、非常に参考になった。
 
http://www.m2-dream.net/?p=825 
 
この時に撮影した写真とCD-ROM入りのデータを頂戴した。
 
 
写真をご覧いただいた方々は「キレイ!」とおっしゃって下さったが、
本人的には「別人28号」(滝汗)
 
 
毎年決まった時期に写真を撮るといいそうだ。
確かに・・・
 
 
運転免許やパスポートの更新の時に、5年前・10年前の写真を見て
「・・・・・」
となるよりは、変化の過程を毎年確認する方がいい。
 
  
たった1年でも顔のラインや肌の色は結構変化するので、
メイク講座も毎年受けて、「今の自分」に合ったメイクを確認する方がいいんだろうな。
 
 
 
 
めぐみ先生は、カメラマンになるのが夢だったそうだ。
 
でも体が小さいので、カメラマンは大きな荷物を持たなきゃならないからムリと
言われていたそうだ。
 
でも、今はメイク講座の後、サロンの写真室でカメラマンをやっていらっしゃる。
 
大きな荷物を持たなくても、カメラマンは可能だった!!
 
 
 
先生は既に本をご出版されているので、
「エッセイと写真を組み合わせたphoto bookみたいなのはどうですか?」
と、明美先生がおっしゃった。
 
「それ、よさそう! なんだか、できそう!」
 
最近、めぐみ先生は「できそう!」とか「そうなったらいいな♪」と思うことを
リアルに想像すると、実現することがとても多いそうだ。
 
 
やっぱり、自分の手に届きそう!本当にそうなりそう!という感覚を持てれば、
実現できるんだろうな。
 
 
 
 
昨日のブログにも書いたが、直美先生からお土産にお茶をいただいた。
 
プアール茶は沸騰したお湯で淹れないとおいしくないそうだ。
(沸騰していないお湯だと間の抜けた味になる)
 
香港で中国茶を買った時におまけでもらった蓋碗があったので
それを使って淹れてみた。
 
 
茶杯は小さめの湯呑。
茶海の代わりは、昔、祖母からもらった大きめの
古いミルクピッチャー。
 
教えていただいた通り、器を全部温めて、
沸騰したお湯を使って淹れたら、
びっくりするくらいおいしかった!
 
 
 
本当に収穫が多い、充実した、素敵な一日だった。
 
0910dsc00146.jpg 
 
(この写真のお茶は英記茶荘の白石巌水仙)

 
 

コメント(2)

コメント(2) “天使のお茶会(その2)”

  1. ちょしon 2009年10月28日 at 11:16 AM

    先日は中国茶講座にご参加いただき、ありがとうございました!
    その上こんなに素敵な記事をUPしていただき、感激です♪

    早速ご自宅で美味しく飲んでいただけたとのことで、嬉しいです。
    台湾や香港に詳しいちほこさん家族なので、これからも中国茶を楽しんでいただければと思います。

    できればこの記事を、ブログのほうにリンクさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
    よろしくお願いいたします。



    ☆-○-☆-○-☆-

    楽しい講座をどうもありがとうございました!
    次回が楽しみで、早速11月も申し込み致しました♪

    お陰様で、家で眠っていたお茶をおいしくいただいています!!!

    リンクの件、ありがとうございます!
    嬉しいです!!
    よろしくお願いいたします!

  2. kemi@ヒーラーon 2009年10月28日 at 8:38 PM

    蘇ってくるわ~~!
    私もマグカップでた~~くさんいただいてます

    お道具も素敵だわ~~

    ちほこさんのご自宅でのお茶セットも素敵!!
    もっともっと広めたいわね~~


    ☆-○-☆-○-☆-

    楽しいレッスンでしたね!!!

    中国茶の世界は楽しいですね!
    美味しいし~

    中国茶とチョコ、ドライフルーツなど意外な組み合わせがわかって
    すっごく嬉しいです☆

    天使のお茶会、広がっていくといいですね~