2009年 8月 18日

香港五日目

カテゴリー 旅行

 
 
8/15は朝から暑かった。
香港に着いてから初めて早朝から青空が見えた。
 
 
歩いて近くの食堂へ。
(ホテルにもレストランはあるけれど、相当高い)
私と息子はサンドイッチ、夫は肉団子が入った麺にしたが、
サンドイッチ、スクランブルエッグ、ボイルドソーセージ付だった。
 
 
私はホットコーヒーを頼んだが、
なんだか別の飲み物のようだった。
夫と息子はアイスティーを頼んだ。
一口飲んだ夫は
「マックスコーヒーより甘い!」
 
 
飲ませてもらったが、確かにめちゃくちゃ甘かった。
息子は「おいしい♪」と言って飲んでいたが。
 
 
食後、ホテルの部屋に戻って一休み。
ホントに暑い。
火、水、木、金と曇りがちだったのは良かったのかも。
ずっとこの天気だったら、毎日汗だくで大変だったと思う。
 
 
夫が
「ホテルの近くにフェアトレードの店があるよ」
というので、散歩がてら行ってみることにした。
 
 
車の少ない道を歩いていたら、
道路の端っこにオジギソウが!
子どものころ、なぜか家にオジギソウがあり、
触って葉を閉じさせるのが大好きだった私は、
息子に見せたくて仕方なかったのだが、
なかなかお目にかかる機会がなかった。
 
 
そうっと触ってみると、葉を閉じて下に垂れた。
息子を呼んで触らせると、大喜び。
そのあたりに生えていたオジギソウの葉を
全部閉じてしまった(笑)
 
 
ホテルから15分くらい歩いたところにある、
教会らしき建物が立っている敷地の中に
フェアトレードのお店があった。
 
 
お店というよりは、なんだか倉庫みたいな外見だった。
入ってみると、ちょっとおしゃれな雰囲気で、
間口は狭いけれど、ウナギの寝床のように
ずっと奥に続いている間取りだった。
 
 
中国っぽいもの、インドっぽいもの
スパイス類、コーヒー、お砂糖など
いろいろなものがあった。
 
 
かわいい小物をいくつか買ってホテルに戻った。
 
 
この日会う予定の香港人S氏とはかれこれ14年のお付き合い。
私が電子部品の海外営業をやっていた時の
得意先の購買担当がS氏だった。
 
 
1995年に行った時、友達の中古のマツダを借りてきてくれて、
ドライブしたのが本当についこの間のよう。
この時、S氏は奥様のKさんを連れてきた。
ついでに「びっくり結婚写真」も見せてくれた。
ドラマの番宣みたいな写真だったような・・・(笑)
 
 
途中にわか雨に遭遇した時には、天井から異様な音がした。
雨が叩きつける音にしてはずいぶん響いたような気がする。
天井が空洞だったのかなぁ??
 
 
 
 
12時半にS氏がホテルのロビーに現れた。
前回会ったのは2004年だからもう5年経つけど、
全然変わらんなぁ!と思ったら、
先方も私を見て「No Change!」と言ってゲラゲラ笑った。
 
 
「タクシーを待たせてあるから」
というので、外に出て、緑のタクシーに乗った。
 
 
香港タクシー日本語
 
 

運転席の後ろには
透明なアクリルボードがあり、
日本語の文字が!
『中央自動車』という会社名と
北区田端という住所があった。
 
 
 
 
 
夫が指さして笑ったら、S氏はタクシーの運転手と少し話して
このタクシーが日本のタクシーの中古車であること、
トヨタの中古タクシーがたくさん香港に輸出されていることを
教えてくれた。
透明のアクリルボードは外してしまうことが多いそうだが
この運転手さんはこれが気に入ってそのままにしているらしい。
 
 
確かに香港中心部の赤いタクシーも、新界の緑のタクシーも
以前より自動ドアのクルマがずっと多い気がする。
香港は右ハンドルだから、日本の車がそのまま使えるので
都合がいいのだろう。
 
 
S氏は「海天」というレストランに案内してくれた。
彼の家族が来ていて待っていた。
上の男の子はもう12歳、下の女の子は9歳。
この子たちに最初に会った時、男の子はまだ夢の中の住人で、
女の子はベビーカーに乗っていた。
 
 
男の子用にドラえもんのお食事セットを持ってきていて
料理をキッチンバサミで切って食べさせていたのが、
ついこの間のことのよう。
人の家の子の成長は速い。
 
 
 
息子は2004年に彼らと会っているが、
まだ赤ちゃんだったので当然覚えているはずもなく、
彼らにしても5年前のことは覚えていなかったようだ。
 
 
海天のお料理はとても美味しかった。
やっぱり地元の人に選んでもらうとハズレがない♪
 
 
そこから炎天下を歩いて
三聖邱(偏は丘じゃなくて屯)というバス停へ。
バス停というよりは、小規模なバスターミナルという感じ。
夫が行きたいと言っていたFlea Market方面へ行くバスは
このバス停から出るはずだったが、なかなか来ない。
S氏がバス停にいた人に聞いたところ、
そっちの方向へ行くバスは土日は運休だとのこと。
 
 
そこで、屯門公路という広い通りへ行って
別のバスに乗ることにした。
 
 
しばらく待っていると赤バスが来た。
「赤バス」は夫の憧れである。(笑)
行先とだいたいの経由地は決まっているが、
方向が合っていれば、お客さんの要望に答えて、
いろんなところに停まるらしい。
 
 
主要な経由地、目的地までの運賃は決まっているが
その他の場所の場合、運賃も交渉になる。
つまり、運転手さんと意思疎通がはかれないと
乗ることができない。
(当然、オクトパスカードは使えない) 
 
 
「これに乗ろう!」
S氏がバスを停めた。
夫が嬉しそうに乗り込む様子に笑ってしまった。
 
 
15分ほど乗って下車。
『跳蚤市場 Flea Market』という看板や
垂れ幕みたいなのが道沿いにたくさんあった。
それに従って歩いて行ったが、
バスを降りた地点からはかなり離れていた。
 
跳蚤市場
 
古い工場脇の道を折れて歩いて行った。
かなり広い工場だったが、
使われなくなってから
だいぶ時間が経過しているらしく、
壁に派手な落書きが
たくさん書かれていた。
 
 
 
 
  
S氏がこの工場では海水を真水に変える処理をしていたと
教えてくれた。
香港がまだ英国領だった頃、水の供給が非常に不安定だったため
海水も水道水として利用していたそうだ。
 
 
「技術自体は当時としては素晴らしいものだったけど
 超割高だったと思うよ」
と笑っていた。
現在は中国の川の水を使っているらしい。
 
 
 
工場の建物が途切れると、駐車場があり、その奥に
跳蚤市場があった。
子どものころ母に連れていってもらった「アメ横」に
似ている感じがした。
ビニールシートで仕切られた簡素なつくりの店舗が
びっしり並んでいた。
売っているものを欲しいとは全然思わなかったけど
安っぽいキラキラ感が楽しかった。
 
 
 
S氏によると、
「日曜日には観光バスが乗り付けるらしいから
 もっと多くのお店が開いて、人もたくさんくるんだろう」
とのことだった。
確かに駐車場は閑散としていたし、お店も1/3ほどしか
営業していなかった。
 
金魚すくい
 
子どもたちはビニールプールで金魚すくい。
時間無制限だし、
掬う道具も耐水性があるもの(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その近くのベンチでジュースを飲みながら
S氏の奥さんのKさんとおしゃべりした。
酒井法子のニュースから、香港での麻薬問題の話になった。
低年齢化が深刻らしい。
金曜日に会った友達も麻薬の話をしていた。
9月から一部の中学で尿検査をやるとか言っていた。
確かに街の至る所に麻薬撲滅のポスターがあったし、
「麻薬やっちゃダメ」のラッピングバスも走っていた。
 
 
麻薬は繁華街とかカラオケ店で簡単に手に入るらしい。
香港人は、比較的簡単に中国へ行けるが、
そこでも入手できてしまうらしい。
 
 
離婚も多くて、親の目が届かなくなると、
そういう誘惑に負けちゃうことが多いらしい。
 
 
Kさんは上の子をセミプライベートの学校に入れると言っていた。
学費は高いが、クラスメイトのバックグラウンドに
悩まないで済むから、という理由らしい。
 
 
しばらく跳蚤市場を見て、またバスが走っている道へ戻った。
S氏もKさんも「この辺に来たのは初めて」と言っていた。
S氏の話では、跳蚤市場のようなものは、ITバブルがはじけた頃、
政府が土地を無償で提供して職のない人に商売を許可したのが
始まりじゃないかとのことだった。
 
 
バスで屯門駅まで戻った。
バスを待っている間、S氏、Kさんが時計を見せてくれた。
「オクトパス・ウォッチ♪」
文字盤にはOctopusの文字が。
時計型のオクトパスカードらしい。
交通機関を利用する時、改札などで腕時計をかざせばいいらしい。
クレジットカードと連動しているのでチャージ不要。
「とても便利」
と言っていたが、オクトパスってタコじゃなかったっけ?
タコ時計??
 
 
 
屯門駅から西線で天水園へ。
そこから、軽鉄705に乗り換えて湿地公園へ。
途中、 高層ビルが立ち並ぶ街が広がっている場所を
通った時、Kさんが言った。
「ここ覚えてる? 前に車で来たところ」
「マンションのモデルルームを見たところ?」
「そうそう」
あの時は、モデルルームのある建物しかなかったけれど
雨後の筍のように、高層ビルがニョキニョキと乱立していた。
 
 
 
 
湿地公園はつい最近できた公園らしい。
5時が閉園なので、博物館とかには入れなかったけれど
公園の一部を散歩することができた。
 
 
草地にはショウリョウバッタがいた。
S氏の長男とは全然話してなかったけれど
私がバッタをつかまえて渡したら喜んでくれた。
 
 
山水画?
 
草地は傾斜していて川のある方に向って
高くなっていた。
一番高いところまで上ると、
きれいな川が見えた。
その向こうに山が見えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
雨後の筍ビル

ぐるっと見渡すと、川がある方は田舎、
駅がある方は、ビルが乱立していて
都会という感じがした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
「こっちが分譲マンション、あっちが政府が支給する住宅」
世帯収入がある金額以下だと低価格で住宅が支給されるらしい。
しかし、どちらも「高層ビル」にしかみえない。
 
 
「違いは、窓とバルコニーだよ」
そう言われてみると、分譲マンションは窓が大きく
ベランダがついていた。
政府支給の住宅の窓は分譲マンションよりずっと小さかった。
大きな窓にするとお金がかかるらしい(笑)
 
 
バッタを捕まえたり空を見上げたりして
のんびり過ごしてから駅に戻った。
軽鉄761Pで天逸へ行き、軽鉄751に乗り換えて市中心へ。
夕食のレストランを予約してあるという。
  
 
電車の中でS氏はガイドブックを見せてくれた。
香港へ訪れる大陸の人向けのものだったが、
おいしいお店がたくさん紹介されているので
家族で食べに行くのが目下の楽しみなのだとか。
 
 
Kさんの話だと、レストランに行く時は
必ず地下鉄やバスで、どれに乗れば行けるのかを
S氏は熱心に研究しているそうだ。
 
 
ウチの夫みたいだな~(笑)
 
 
 
市民ホールや図書館のある場所を通って、
ショッピングセンターのような建物へ向かった。
『明星海鮮酒家』というお店に入った。
店内は混雑していたが、予約してあったので、
5分ほどで案内してもらえた。
 
 
奥の方のテーブルで、すぐわきにはたくさんの水槽があり
巨大な魚や大量のエビ、蟹がいた。
英語名が「エレファント・ノウズ・シェル」という
ゾウの鼻みたいな変てこな大きな貝もいた。
 
 
 
水槽小僧

息子は大喜びで水槽に張り付き、
なかなか席につこうとしなかった。
 
 
このお店の料理も
S氏が慎重に(?)選んだだけあって
おいしいものばかりだった。
特に野菜の料理の味付けが
私の好みに合っていた。
 
 
 
  
初日に食べた「なんちゃって佛跳湯」に似たスープには
ココナッツのぶつ切りが入っていて、
これもとっても美味しかった。
 
 
おなかいっぱい食べたところで、お開き。
バスでホテルへ戻るところまでS氏ファミリーは
付き合ってくれた。
 
 
二食もごちそうになった上、半日以上つきあってもらった。
お礼をしたいけど、どうしたらいいのかなー
 
 
「日本に来たら、ごちそうさせてください!」
とは言ったけど、いつ来てくれるかな? 
 
 
何年後になるかわからないけど、おいしいレストランと
「みんなで行ったら楽しい場所」を探しておこう。
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 

コメント(5)

コメント(5) “香港五日目”

  1. 落合邦子on 2009年8月18日 at 9:44 PM

    素晴らしい家族旅行ですね。

    Dreamさんの海外経験を凄ーく感じます。

    オジギソウやバッタに目が行って・・・
    余裕の旅行ですね



    ☆☆ 落合さん、コメントありがとうございます ☆☆

    おしゃれなところ、ゴージャスなところに一切行かないので、
    せっかくの海外旅行なのに、
    なんだか日常の延長みたいに感じることが多いです(涙)


    帰国すれば、ツケを清算することになるとは言え、
    炊事・洗濯・掃除が一切ないのはホントにありがたいことですけど。

  2. 『応援力』取次学on 2009年8月19日 at 10:09 PM

    マックスコーヒーより甘い!ってすごくないですか??
    どんなコーヒーか飲んでみたいですね(^^


    ☆☆ 取次さん、コメントありがとうございます ☆☆

    甘いものはとことん甘い感じがします。

    だいぶ前に台湾で『砂糖大増量ウーロン茶』を体験しました。
    フツーのウーロン茶をと思って口にしただけにショックは大きかったです・・・

  3. 栗原敏彰on 2009年8月21日 at 9:26 PM

    いやー、香港に行かれていたんですね。

    いろいろな体験が出来ますね。

    香港で「おじぎそう」は、よかったですね。

    日本でもあまり見られなくなりましたからね。
    息子さん、大喜びでしょうね。



    ☆☆ 栗原先生、コメントありがとうございます ☆☆

    オジギソウを触る息子を夫が動画で撮影していました。
    大喜びですっごく可愛いんですが、
    いずれ別のイキモノになってしまうんですねぇ・・・

  4. 杉岡@木挽on 2009年8月22日 at 9:27 AM

    ビルの乱立すごいですね~
    高さや形がそろっていて、ドミノみたいです。
    これだけの建物の中に人がびっしり住んでいる、
    と思うと、「すごい」の一言しか浮かびませんね~
    この地区に学校はいくつくらいあるのでしょうね。。。


    ☆☆ 杉岡さん、コメントありがとうございます ☆☆

    学校はあまり見かけませんでしたが、相当数必要ですよね。


    20年ほど前は、大学は2つしかなく、進学率は20%程度だったそうです。
    その頃は、一度就職して、数年働いてから、自分が勉強したいことを学ぶために
    大学へ行くというスタイルが多かったそうです。
    今は6つくらい(もっとかな?)大学ができて、進学率も60%くらいになったそうです。

    「いい学校→いい会社・いい仕事」という価値観が強いようで
    ものすごーーーく高価な授業料の塾がガンガン宣伝しています。
    (日本の学習塾でもありますが、先生方の写真をずらっと並べる広告)
    芸能人とかモデルのような非常に容姿の整った先生もいて、
    生徒によってはめちゃくちゃモチベーションが高くなるかも、と思いました。

    相当な高さのビルでも足場を「竹」で組んでるんですよね。
    建設中の建物も見ましたが、日本のビルの建築現場を何度か見ている場合
    「これでいいの???」という感じがしないでもないです。
    地震がないからいいものの、もし、地震が起きたら、文字通り高層ビルのドミノ倒しですね。

  5. 大関浩伸@保険コンサルタントon 2009年8月22日 at 4:46 PM

    素晴らしい旅行だったようですネ(((´∀`)))

    一瞬ちょっと気になったのは・・・
    「マックスコーヒーより甘い」というコーヒーw(*゜o゜*)w
    試飲してみたいものです( ^-^)/゛

    是非、香港に行ってみたいものですネヽ(´∀`)ノ


    ☆☆ 大関さん、コメントありがとうございます ☆☆

    香港はいいですよ~
    ぜひご家族でどうぞ!

    お子さん方が楽しめる場所もあります。
    (香港ディズニーランドは「ネタ」ですが)


    コーヒーよりもずっとずっとおいしいものがありますので
    そちらをお召し上がりください(笑)