2010年 11月 27日

実りの秋 その2

 
 
 
「市川市東山魁偉記念館」の続き
http://www.city.ichikawa.lg.jp/higashiyama/020.html



日本画の天然の岩絵具の色ってなんて豊かなんだろうと思いながら
グリーンからブルーへ美しいグラデーションを作って変化していく
55本のガラス瓶をボーッと眺めていた。


「日本的なものと異国的なものが交互にあらわれて・・・」

「唐招提寺の御影堂の障壁画の仕事は10年かけて・・・」

学芸員さんの説明が断片的に耳に入ってくる。


御影堂のVR(バーチャルリアリティ)作品
「唐招提寺 金堂の技と鑑真和上に捧ぐ御影堂(みえいどう)の美」
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease1064.html
凸版印刷のニュースリリース(2010.6.24)
 →「濤声(とうせい)」と「揚州薫風(ようしゅうくんぷう)」の
  小さい写真有り<VR技術で再現したもの>

「濤声」
  数多くの日本の山と海を取材して制作されたもの
「揚州薫風」
  鑑真和上の故郷である揚州と中国の名勝、黄山と桂林を描いた
  3つの作品のうちの一つ



1階展示室の廊下側の壁には、東山画伯の写真とともに、
彼の言葉が展示してあった。



>旅とは私にとって何を意味するのか
>この問いを自分自身に問い続けながら、
>私は人生の大半を過ごしてきた気がする

     ・。

>私は生かされている
>野の草と同じである
>路傍の小石とも同じである

     ・。

>人はみな旅人である

     ・。

>描くことは祈ること

     ・。

>風景は心の祈り

     ・。




ごくごく微妙な違いしかないように見える、
55本のガラス瓶に入った絵の具を
自由自在に使いこなせるのだから
きっとものすごい「感覚」をお持ちだろうと思ったが、
使う言葉もすごかった。

難しい単語は一つもないのに
とても深遠なものを感じる。



記念館の売店には、東山画伯の絵葉書や各種文具の他に
本も置いてあったので、一番薄い文庫を購入。
(「日本の美を求めて」 講談社学術文庫)


この本の中に壁に展示してあった言葉と共通するものがあった、

>山の雲は雲自身の意思によって流れるのではなく、
>また、波は波自身の意思によってその音を立てているのではない。
>それは宇宙の根本的なものの動きにより、
>生命の根源からの導きによってではないでしょうか。
>そうであるならば、この小さな私自身も、
>また、野の一本の草も、その導きによって生かされ、
>動かされ、歩まされているのではないか、
>そう思えてならないのです。


東山画伯の眼には現実の風景以上のものが
見えていたに違いない。



この他に「東山ブルー」の絵葉書を何枚か購入。



その間に、明美さんはレストランのテラス席を予約して
下さっていた。
(店内には同窓会らしき団体さんが・・・)



外でのお食事はとても気持ちよかった。
今の季節よりちょっとでも寒かったら
長時間は座っていられなかっただろう。






東山魁偉記念館の次は「Salon de Leecha 麗茶」へ。
秋のお茶会に参加させていただいた。


Salon de Leecha 麗茶
http://www.leecha-salon.com/

ちょし先生の素敵なブログ。
http://blog.goo.ne.jp/leonpyan/e/e172c4344a1945b90717be4cd3cac8f6
秋麗茶会の上質な空気をそのまま切り取ったような芸術的なお写真があります。


ご同行の、女神の手の持ち主「KAMON◆BEAUTY」さんの
ブログにはお茶会の美しい写真がいっぱい!
http://ameblo.jp/kamonkamon/entry-10718627649.html

女神の手は美しい風景も切り取るのです~☆



Salon de Leechaは本当に素敵なお宅。
反政府ゲリラ軍が展開する我が家とは大違い。


まるで別世界。


心がとってもうっとり&リラックスする一方で、
「ウチももうちょっと頑張ろう!」という
パワーもいただける不思議な空間。


お茶会を彩る秋色のアレンジメントはオルタンシアさんのお花。


これは、邦子さんが魔法の粉を振り掛けるようにして
あっという間にメンテナンスした直後の写真。



お茶会のお席。



(ウチに帰ってカメラの写真をチェックして
 比較的マトモに撮れているのが「お菓子ばかり」なのを発見してショック・・・)


(「KAMON◆BEAUTY」さんの写真は芸術的で素敵な写真ばかりなのに・・・)





秋らしいお菓子。ドライレーズンは今がシーズンだとのこと。
栗のらくがん(小布施堂)、ひまわりの種、
ドライレーズン。一番上にあるのは栗きんとん(いとうや)


どれもみーんなとっても美味しかった。

レーズンと言うと製菓用のものが真っ先に思い浮かぶが
こちらでいただいたものは、本当にブドウを凝縮したみたいで、
何だかベツモノみたいだった。

らくがんはお土産にいただいて帰ったが当然一人でこっそり・・・(笑)




最初のお茶は「六安 野生緑茶」
山に生えている、無肥料無農薬のお茶。
栗きんとんに合うとのことだったので、早速いただく。



お茶ってこんなに美味しいんだー
合うお菓子と一緒にいただくと、こんなに幸せなんだー


次のお茶は「安渓鉄観音」
焙煎をかけていない、今年秋の出来立てのお茶。


最初のお茶も次のお茶もとっても美味しいんだけど、
味が全然違う。



お茶って不思議・・・
(ちょし先生のお茶をいただくたびに思うことだけど)


最初の二つのお茶は「青いお茶」。
(発酵が浅く焙煎もかかっていないお茶)
身体を冷やす効果のあるお茶とのこと。

次からは暖め系のお茶。



三番目のお茶は鳳凰単ソウ。
このお茶はとってもとっても香りが良い。
冷え性によいとのこと。


その次の武夷岩茶は2007年のお茶。
2007年はお茶のいい年だったそうだ。
新しいお茶は強い感じがするが、3年くらい経つと落ち着くとのこと。


パティシエさんに作っていただいたというお菓子。
「ミルリトン」と言う可愛い名前で、とっても美味しい!!


フランス菓子の販売サイトにあった説明文。

http://www.laterre.com/artisan/

>ミルリトンは、ノルマンディーのルーアンやピカルディーのアミアンという町、
>パリの北西が発祥のお菓子です。
>ミルリトンは、フランス語で「騎兵さんの帽子」という意味で、アーモンドと卵、
>ノルマンディー特産のおいしい生クリームからできた生地を流して焼いた小さなタルトです。
>ベーシックで素朴なこの香ばしいタルトは、日本でも人気があるようです。


最後のお茶は正山小種(ラプサンスーチョン/Lapsang Souchong)

ちょし先生お手製のパンプキンプリンと一緒にいただいた。


プリンもとってもとっても美味しかった。

ご馳走様でした!!


それにしても、なんて贅沢で豪華で幸せな時間だったんだろう~

すてきなお茶会をどうもありがとうございました!!


お菓子の写真ばっかりで、
美しい茶器や美味しいお茶の写真が一枚もないというのが
なんとも私らしいというかなんというか・・・(滝汗)


お誘いくださった明美さん、素敵な一日をどうもありがとうございました!
邦子さん、陽子さん、ご一緒できて嬉しかったです~♪
ちょし先生、至福の時間をありがとうございました!


素晴らしい実りの秋の一日でございました。



コメント(2)

コメント(2) “実りの秋 その2”

  1. ちょしon 2010年11月28日 at 2:33 AM

    先日は遠いところを茶会にご参加いただき、ありがとうございました。

    素敵なブログの記事にしていただいて、嬉しい限りです。
    (私のブログでもリンクさせていただきました!)

    一点だけ訂正させてください。
    最初の二つのお茶は「青茶」ではなく「青いお茶」なんです。
    つまり発酵が浅く焙煎もかかっていないお茶、という意味で使いました。
    いつもお茶の説明が足りなくて申し訳ありません(汗)。

    _____________________

    心も身体も大満足の華麗なお茶会、ありがとうございました。
    (素晴らしいブログの記事、リンクさせていただきました)

    「青いお茶」訂正させていただきました。
    こちらこそ、申し訳ございませんでした。
    お茶の色の区別を聞いたことがあったので、
    「青いお茶」=青茶と短絡的に考えてしまいました。
    ご説明いただき、どうもありがとうございました!


  2. kemion 2010年11月28日 at 7:30 AM

    プチツアーまた企画します♪ 浅草方面も是非〜 来年は10日の講座の後に一陽来福お守りかしらんと思ってます。

    _____________________

    わぁい! 楽しみです~♪
    ありがとうございます!
    お陰様で来年もまたラッキーがたくさん来てくれそうです☆