2010年 9月 12日

赤坂&銀座のステキな一日 (その2)


午後からは、銀座に移動して、落合邦子先生のイベント




不思議な物語を持つ、「貴婦人の首飾り」


落合先生のサイトの記事
貴婦人の首飾り 
http://www.ochiaikuniko.com/?p=1707

貴婦人の首飾りが時空を超えて・・・ 
http://www.ochiaikuniko.com/?p=1752


落合邦子先生@NARUMI CONCEPT SHOP DIECI GINZA







イベントが始まった。
まず、落合先生からショップ内のフラワーアレンジメントについて、ご説明があった。




こちらは、クロード・モネをイメージした作品。



『睡蓮』の連作からインスピレーションを得たとのこと。



モネはパリの郊外のジヴェルニーに「水の庭」「花の庭」を作ったそうだ。
これらの庭のナチュラル感・さわやかさを表現したアレンジメント。











続いて、ジャポニズム・日本趣味を表現したアレンジメントのお話を伺った。




四角いお皿は10年程前から、
和と洋のフュージョンで使われるようになったとのこと。

印象派の画家は浮世絵の影響を強く受けているが、
彼らが最初に浮世絵を目にしたのは、伊万里焼のパッキングとして
使われていたものだったそうだ。


ヨーロッパでは浮世絵の表現は強烈なインパクトがあり、
浮世絵ブームが起こったとのこと。


ちょうどこの日、安野光雅画伯の本を読んでいたのだが、
その中に、以下の文章があり、落合先生のお話と重ね合わせて、
なるほどなぁと思った。

>浮世絵は工程の上からも、線が生まれる必然性がありました。
>銅版画は線でできていますが、線の密度の多少によって、
>明暗を表そうとしていることが多いように思います。
>西欧の絵にもデッサンがあるのですから線がなかったわけではありませんが、
>実際の植物にはないのですから、写実を志向した西欧の絵からは
>線が姿を隠すのが普通でした。
>中国や日本の書道に線の勢いがあるように、日本画には線の勢いが生きています。
>浮世絵が印象派の人達の眼を驚かせたのは、平坦な色面の新鮮さであると同時に
>線の存在のためでもありました。
                      (安野光雅著 「絵のある人生」 岩波新書)







続いて、Moutetの鮮やかなクロスを使った華やかなテーブルのアレンジメントのお話。

こちらはマティスのイメージ。



マティスは晩年切り絵で作品を作るようになった。
線や色彩を追求していった結果、切り絵という表現に至ったらしい。

こちらのテーブルのアレンジメントは、切り絵を思わせる、
フォルムのハッキリした花を用いたとのこと。







こちらの花器には、ブーケにしたアレンジを挿しているそうだ。
ブーケにして入れれば、口が広く開いている花器にも
バランスよく活けることができるというお話を伺って、
死蔵している、大きな花瓶を登場させようかなぁという気になった。








続いて、ジョエル・ロブションとのコラボレーションの器のテーブルについて
お話ししていただいた。

こちらは折り紙のイメージだとのこと。



形のハッキリしたものを使って、
折り紙で折った時のカクカクした感じを表現。




フランスでは折り紙に対する評価が高いそうで、
落合先生がホームステイ先で、鶴を折ったところ
とても喜ばれたそうだ。

また、先生のお知り合いの方のお子さんは
日本人とフランス人のハーフの男の子だそうだが、
彼は折り紙でカブトを折れるので、ヒーロー扱いされるという
楽しいお話も伺った。


フランスでは、精神性の高いものが好まれるので、
華道や茶道などの○○道というものが関心を集めるらしい。
折り紙も「折り紙道」みたいな感じで受け取られている面があるようだ。











次にブーケ作りのデモンストレーション。


中心となるお花を決めて、同じ方向に、
スパイラルに肉付けするような感じにまとめていく。


完成した美しい花束。





最後に、食器を花器として使った、楽しいアレンジメントのお話。

平たいお皿に、カットした大根を敷いて、
プチトマトやブロッコリーを爪楊枝で挿していく。
そこに少し生花を入れ込む。



サラダ感覚の、とてもステキなアレンジメント。

材料は揃えられても、
このようなアレンジを思いつけるかどうかは別問題・・・(苦笑)

美しいものを見て、感性を磨きたいものだ。







次のコーナーは、アートフラワーを使った、ワークショップ。

案内状より引用。
>落合邦子さんご指導によるアートフラワーのアレンジレッスン。
>NARUMIのシンプルな器を花器として使用します。
>出来上がった作品は器ごとお持ち帰りいただけます。


材料。



完成品・・・
オアシスがボロボロに(涙)

「単体」で見るべし(笑)。




とっても楽しくて豊かな気持ちになれる、充実した時間だった。


落合先生、どうもありがとうございました!
ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました!






美しい時間の余韻に浸りながら、喫茶店でのおしゃべりタイム。

楽しいお話をたくさん伺った。






午前中の赤坂でのお茶も、午後の銀座でのお花も、
心も身体も魂も喜ぶような至福の時間だった。


素晴らしい一日を、どうもありがとうございました!!




この日の落合先生のブログの記事
   ミュゼアターブル&ワークショップ@ナルミDIECI GINZA
   http://www.ochiaikuniko.com/?p=1769
   *~ 美しいお写真と、アレンジメントの解説です ~*

ミュゼアターブルを訪問したみっちゃん^^さんのブログ
   花と器の共演 ~♪
   http://ameblo.jp/azalee/entry-10647178396.html
   *~ 印象的なシーンを切り取った、芸術的なお写真! ~*







コメント(2)

コメント(2) “赤坂&銀座のステキな一日 (その2)”

  1. 落合邦子on 2010年9月12日 at 9:34 PM

    お越しいただきありがとうございました。

    そして、素敵なブログ。

    私のつたないトークを文章にまとめていただき、感激。
    私のブログとリンクさせていただきました。

    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━

    楽しく充実した時間をどうもありがとうございました!
    美しいアレンジメントを拝見して、興味深いお話を伺って、
    お土産もいただいて・・・大満足でした!

    こちらからもリンクさせていただきました。
    今後ともよろしくお願いいたします!




  2. みっちゃん^^on 2010年9月13日 at 5:25 PM

    私は昨日、行って来ましたよ~♪
    ステキでしたね^^
    ブログ、リンクさせていただきました~!

    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━

    本当に素敵ですね~
    みっちゃん^^さんのお写真も、魔法みたいに素敵です☆
    こちらからもリンクさせていただきました!
    ありがとうございます♪