2010年 8月 19日

韓国初日(2010年8月9日) その2

カテゴリー 旅行



L先生のお話の続き。
なんだかプライベート講演会のようだ・・・


>小さい子どもを連れて旅をすることはとてもよい。
>その子なりの見方があるし、幼い子には幼い目で見る世界がある。


確かに息子を連れて旅行をすると、
大人とは全然違うモノを見ているんだなあと感じる。


旅行から帰ってきて、
おじいちゃん・おばあちゃんにいろいろ話すのを聞いていると
見えている世界も、心に引っかかるものも、スゴイと感じることも
大人とは全く違うことよくわかる。



目の高さが違うのも理由の一つかもしれないけれど、
外から与えられた情報にとらわれないで、
(これは有名な○○だとか、これを見なきゃお金がもったないとか)
心のアンテナがキャッチした情報に素直に従っているからだろう。





それにしてもL先生はいろんなことをご存じで、
広中平祐先生の話も出た。


L先生のご専門は数学なので、当然と言えば当然だけど。
広中先生というとなんだかネスカフェのCMを思い出してしまう・・・


広中先生はフィールズ賞を受賞しているということさえ
恥ずかしながら知らなかったし、
フィールズ賞がなんたるかさえ知らなかった。


wikipediaによると、
>フィールズ賞は、ノーベル賞に数学賞がないことから、
>カナダ人数学者John Charles Fieldsの
>提唱によって1936年に作られた賞のことである


なお、これまでに日本人受賞者は3人いる。
1954年 小平邦彦
1970年 広中平祐
1990年 森重文




L先生は「建前と本音」についてもよくわかっていて、
日韓の歴史について、「建前」と「本音」に分けて話して下さった。
「本音」の部分は、ちょっとびっくりした。
一般的な韓国の人々は、こんな風に考えているのではないかと
私が思っていることとは、全然違っていた。




先生は日本の歴史についてもよくご存じだった。
個人的な感情や印象はいろいろお持ちのようだったが、
それとは切り離して、客観的に歴史上の出来事を眺める視点も
しっかりと持っていらっしゃるようだった。



歴史上の出来事について話す中で、先生がおっしゃっていた、
「なぜ、そうなったかを考える」
「どうしてそういう事態になったのか、相手の視点で考える」
というのは、何においても大切なことだと思う。


先生はいつもいろいろなことを考えていらっしゃるそうだ。
そして、自分の考えを頻繁にメモする。


今、L先生は数学の本の原稿を依頼されていて、
文章を書いては、何度も校正しながら進めているそうだ。


こうやって書く理由について、説明してくださった。


昔、東大の英語の教授が、岩波書店から原稿を頼まれた。
その教授は何度も何度も推敲を重ね、原稿は修正だらけになった。
教授は、無数の書き込みがある原稿を恥じたが、
岩波の人はとても喜んだそうだ。


何度も何度も推敲することによって立派な文章ができると
L先生はお考えのようだった。


何度も書き直すことによって、自分の文章に対する
自信も生まれてくるという。



「文章を見ると、その人の性格すべてがわかります」


うーん。
私の文章も私の性格をさらけ出しているのだろうか??




「頭の中にあることを書くのは難しいです。
 頭の中に三角形があったとしても、それを文字として書くと
 四角になってしまうこともあるのです」


ずーっとずーっと考えてて、それをメモし、
書いた文章を何度も何度も推敲しても、
三角が四角になってしまうのだろうか?


自分の文章は結構薄っぺらいんじゃないかなあという
気がしてきた。




L先生のお話はとても興味深く、熱心に聴いているうちに
あっという間に東大邱駅に到着。

最後にL先生から宿題(?)が出た。
「日本といえば、富士山と桜が有名ですが、
 あと一つは何だと思いますか?」

『三大名物』とか『三大祭り』とか、代表的なものを3つセットにして
紹介することがあるが、それを踏まえた上での質問なんだろう。

ずっと考えているが、思いつかない。

富士山と、桜と、 ・・・あと一つは何だろう???


先生にお別れの挨拶をして下車。



改札らしきものを通らないまま、券売機やお店が並ぶエリアに出た。


駅周辺の景色は、なんとなく1980年代後半の水戸駅周辺に
似ているような気がした。





駅から10分弱のホテルにチェックイン。

古いホテルだが、リニューアルしたそうで、
そこそこキレイで立派。


予約した部屋はオンドル部屋だから広々。


一休みして、夕ご飯を食べに行くことにした。



夫は、個人のブログの記事で見つけた、
「クムコクサムゲタン」に行きたいという。


だいたいこの辺というのはわかるそうだが、
正確な場所がわからないので、フロントの人に聞いてみたが、
彼らも知らないようだった。




ホテルの外に出た。
暑い・・・
空気はカラッとしていて、日陰は涼しいが、
肌に感じる日差しの強さは日本と変わらない。




東大邱駅で地下鉄1号線に乗った。

切符はプラスチックのおもちゃのコインみたいだ。
自動改札で、指定の場所にかざすと入場できる。



切符はタッチパネル式の券売機で買えるが、
画面左上の「日本語」のボタンに触れても何も変わらない。


どうやら現段階では「飾りボタン」らしい。


スイカとかパスモに相当するカードもあるが、大邱限定なので
買わないことにした。



なぜかこの地下鉄の加速・減速音は、妙に東西線に似ている。
どうしてなのかな??


車両の製造はロテムという韓国の企業らしい。
もしかしたら、モーターとかが日本製なのかもしれない。(夫の説)



中央路で下車。
降りるときは自動改札のコイン投入口に切符のコインを入れると
ゲートが開く。


中央路の繁華街はちょっとだけ明洞に似た感じがする。

ユニクロ発見!




適当に歩いていたら、「クムコクサムゲタン」を発見!



サムゲタン二つとトリの唐揚げのようなものを注文した。



夫がお料理の写真を撮ったのだが・・・
イマイチ美味しそうにみえない・・・(涙)


おなか一杯。
トリ一羽(?)はすごいボリューム。


お店の外に出たら、19時を回っていたが、
まだとても明るい。


少し街を歩き、名古屋駅の地下になんとなく似ている地下商店街を通って
再び中央路駅へ出て地下鉄で東大邱駅へ。


LG25のコンビニで水とお茶とビールを買ってホテルに戻った。

フロントの前の洒落たベーカリーで
明日の朝食用のパンを購入。



お風呂はゆったりしていたが、なぜかシャワーカーテンがなかった。
ガラスで仕切られたシャワールーム(?)も
中途半端な長さのカーテンが吊るされているだけ。
床をびしょびしょにしないでシャワーを浴びるのは難しそうだ。




サムゲタンのおいしさがわからない息子は
あまり食べられなかったようで、
飛行機で確保したパンを二つともぺろりと食べてしまった。


明日は7時にホテル出発だというので、早めに寝た。





コメントは受け付けていません。