2009年 12月 22日

天使と鍋と薔薇の幸せな一日(その2)

 
 
午後の部は「薔薇のある暮らし」ということで、
サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリア銀座店の
店長でいらっしゃる青井先生のお話。
 
0912dscf3068.jpg 手前から時計回りにローズヒップ、ローズピンク、ローズレッド、ローズピンクのつぼみ 

 
最初にとってもおいしいお水を頂いた
「アックア・ディ・サンタ・マリア・ノヴェッラ」
 
「甘味と清涼感」
原液は72度
薄く希釈して飲用 
 
含まれているもの 
 ・スペアミント
 ・ペパーミント
 ・セイロンシナモン
 ・コストマリー
 
 
コストマリーについて(ネットで検索)
>「コスト」はギリシア語のkostos(良い香りの東洋のハーブという意味)から
>安産祈願に用いられたため、女性名のマリーにちなんでこの名前になったとか
 
 
 
 
「皆様は、どんなハーブが気になりますか?」
 
先生は「ジンジャー、レモングラス、ペパーミント」
 
参加者は
ローズヒップ
カモミール
シナモン
ジンジャー
ペパーミント
クローブ
ハイビスカス 
 
 
 
サンタ マリア ノヴェッラ薬局(800年の歴史)
イタリア フレンツェに本店
 
1221年 ドミニコ修道院の修道僧が始めた
修道僧が治療の役割を担っていたので「薬局」という名前になっている
 
 
A4のカラーの資料を見せていただきながら、いろいろお話を伺った
 
 
Ponte Vecchioという橋は
橋の両側にお店があり、昔は貴金属のお店だったそうだ
(ネットで調べたらいろいろ出てきたので観光名所なんだろう)
 
 
サンタ マリア ノヴェッラのイタリア本店の写真をみせていただいた
 
修道院を利用していて、
コンサートホールが入るくらいの土地に建てられているそうだ
 
レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した蒸留器具もあるとか
 
とても重厚で立派な紋章は「昼も夜も神に誓約する」という意味らしい
薬局を象徴する壺も、威厳のある雰囲気だった
昔はハーブで作ったエキスのようなものを入れていたとのこと
 
 
最初にいただいたお水は1614年の開発
 >初代薬局長を務めたドミニコ修道士のアンジョロ・マルキッシが、
 >1614年に記したレシピを元に作られている
(サンタ マリア ノヴェッラのサイト情報)
当時、ペストなどの疫病がはやったので、殺菌効果のある水で
体調をコントロールしていたそうだ
 
 
ずらりと並んだ遮光ガラス(?)のビンの写真もあった
ハーブが入っているとのこと
ハーブは光と熱と湿気に弱いので、このような容器にいれて保存する
 
 
 
 
◇ハーブについてのお話◇
 
「シソ、米、じゃがいも、珈琲、ゴボウ、生姜。どれがハーブでしょう?」
 
 
先生は参加者一人一人に質問なさる
「~について、○○さまはいかがでしょう?」
 
先生にさされるなんて、ン十年ぶりの上、
○○さまなんて、言われたことがないから、余計緊張する・・・(苦笑)
 
 
 
ハーブの条件とは
・芳香があること
・薬効成分があること(=人の健康に役立つ)
 
質問の答えは「すべてハーブ」ということになるが、
メディカルハーブというとまた別になるそうだ
 
 
ハーブを採ることにより、心身のバランスを整えるとか
自己免疫力/自然治癒力、抵抗力を高めるなどの効果が期待できるが、
継続して毎日少量ずつ取り入れることが大切
 
 
 
 
◇薔薇のお話◇
 
バラ科は、植物の分類の中で大きい科目の一つ
南極大陸を除くすべての大陸で自生
 
アジアからシルクロード経由で中近東へ伝わり、
さらにヨーロッパ、エジプト、アフリカへ伝わったといわれる

 
薔薇のイメージ
現在は華やかさとか優雅さという印象が強いが
昔は「強いイメージ」だった:支配力、権力、繁栄
 
古代ローマでは、薔薇は「繁栄の象徴」
薔薇を胃袋に詰めた白鳥をローストする料理もあった
 
 
薔薇を栽培するには労力も財力も必要なので
「薔薇のある暮らし」は人々の憧れだった
 
メディカルハーブのバラは、原種に近い「オールドローズ」
 
 

◇ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネのお話◇
薔薇好きで「薔薇の母」と言われる
マルメゾン宮殿に世界中から薔薇を集め、
珍しい動物なども飼育していた(ガゼルやあざらしも!)
 
 
Wikipedia情報
>Joséphine de Beauharnais, 1763年6月23日 – 1814年5月29日
>フランス皇后。ナポレオン・ボナパルトの妻。
 
>裕福な貴族の娘でエキゾチックな美貌の持ち主だったものの、大変な浪費家でもあった。
 
>世界各地の珍しい外来動物など様々な動植物を熱心に収集した
 
>『ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ』というバラの品種がある
 
>栽培されたバラは250種にのぼる
 
>夫が戦争をしている間も、敵国とバラに関する情報交換や原種の蒐集をしていた。
>ヨーロッパのみならず日本や中国など、世界中からバラを取り寄せ
>マルメゾン城に植栽させる一方、ルドゥーテに「バラ図譜」を描かせた。
 
 
 
  
(その3に続く) 
 

コメント(2)

コメント(2) “天使と鍋と薔薇の幸せな一日(その2)”

  1. 落合邦子on 2009年12月22日 at 9:26 PM

    バラ戦争というのもあったくらい、ヨーロッパではバラは権力の象徴だったんですよね。

    それにしても、若い青井先生はいろいろなことをご存知でしたね。

    充実したセミナーでした。


    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━

    バラにはいろいろな意味があるんですね。
    青井先生、ホントに博識な方でしたね。
    (さされるのはドキドキでしたが・・・笑)

    素敵な時間でしたね~

  2. kakkoon 2009年12月22日 at 9:49 PM

    参加できなかった分、こちらで学ばさせていただきました。
    ありがとうございました。
    なんだか、すごくためになるセミナーでしたね。
    私も、このブログから、教えて頂き、感謝です!

    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ご訪問ありがとうございます~

    とってもためになるセミナーでした!
    なんとなく、だったハーブについて、詳しく知ることができました!