2016年 6月 20日

疎水と地熱とからむしと

カテゴリー 旅行


2016年5月4日 旅行二日目


6時前に起床。
あいにくの雨模様。
朝風呂に行ったところ、3人くらいしかいなくてラッキー!
ただし、お湯の温度はめちゃくちゃ高かった・・・


かき混ぜ棒が壁面に立てかけてあるのに気がついたので、
せっせとかき混ぜていたら、
「ああ、それでかき混ぜればよかったのねぇ」
と先輩マダムに話しかけられた。



7時に朝食。
会場は昨日と同じ場所。
ビジネスホテルの朝食バイキングみたいな内容。
ただし、すべて「プレートにセット済み」。
御味噌汁とごはんは食べ放題だった。


8時半頃ホテルを出発して福島県立博物館へ。
開館が9時半だったので、20分くらい外で待った。
寒いので温かい飲み物が欲しかったが、
入口付近の自販機で売っていたのは「冷た~い」だけだった。


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博物館は面白かった。

撮影禁止の掲示がある場所以外は写真撮影OKなのだが、
博物館でのカメラはNGという刷り込みがあるので、
最初はちょっと躊躇した。


個人的には明治以降の展示が面白いと思った。

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「安積疏水」についての展示発見!(あるのが当然だけど)
オランダ人技師ファン・ドールン氏のお写真!

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この展示の傍にクイズみたいな問題が・・・
   (安積疏水について) なぜ、すぐ近くを流れる阿武隈川から引かず、
   猪苗代湖から水を引いたのでしょうか?


正解は、学芸員の方に聞いてみてくださいということになっていたが、
近くにはそれらしい人がいない。


なんでなんで??と思いながら帰ってきてネットで検索。


東北農政局のサイトに「大いなる遺産 安積疏水」という記事があり、
下記の文章が答えではないかと思った。
   > 明治のはじめ郡山周辺は、水に恵まれず奥州街道のさびしい寒村でした。
   > 年間雨量は1,200mmあまり、阿武隈川支流の各河川は流域が小さく、
   > しかも低地を流れているため用水として利用するにはあまりにも小さく、
   >毎年のように干害をうけていました。


博物館を堪能してから、近くにある鶴ヶ城へ移動。
雨天にも関わらず、入場券を買う人の長い行列が。
並ぶ気にはなれなかったので、写真だけ撮ってクルマに戻った。

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wikiの鶴ヶ城の記事を見たところ、
関連項目に「荒城の月」があったのでなんでかな?と思って
荒城の月の記事を見たら、以下の文章があった。
  > 土井晩翠が詞を構想したとされる宮城県仙台市の青葉城址、
  > 同じく福島県会津若松市の鶴ヶ城址、
  > また、当時、リンゴ狩りに訪れた際に立ち寄った岩手県二戸市の九戸城址、
  > そして瀧廉太郎が曲を構想したとされる大分県竹田市の岡城址、
  > 同じく富山県富山市富山城西側にそれぞれ歌碑が設置されている。
歌碑はどこにあったんだろう?



ランチは『Café & marché Hattando』
夫が事前に探しておいた店なのだが、
UFOふれあい館の再訪を熱烈に希望する脳味噌と
このお店を選択する脳味噌が同じっていうのが不思議だ。



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あとでネットで調べたら、
「会津美里町・新鶴地区ぶどう畑を見下ろす丘の上のカフェ」
という紹介の文章が・・・・ぶどう畑だったっけ??
人間の記憶って本当にアテにならないなぁ。



個人のブログの記事によると、Hattandoというのは、
漢字で書くと「八反道」だそうで、
<会津盆地の西部山麓を南北に縦走するとても古い道の名前>なのだとか。

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ロコモコ丼はとってもおいしかった。




満腹になったところで、お次は「柳津西山地熱発電所」。

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地熱発電の仕組みはとっても壮大だった。
地下の対流はどうやって見つけるんだろう??

タービンを回して発電するのは、
原子力も水力も火力も風力も地熱も同じなんだよな・・・

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白洲次郎氏が!
東北電力の会長だったとは知らなかった・・・


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加古里子先生の絵本「だるまちゃんとかみなりちゃん」に出てくる、
雲の上の「カミナリ・シティ(?)」みたいに
雷の電力を活用できればいいのになぁ。


かみなりちゃんちのテレビは薄型テレビだった。
1968年の本なのに・・・加古先生はスゴイ!


発電所の建物って、カッコいいなぁ。

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1時半過ぎに地熱発電所を出発。
次に向かったのは「からむし工芸博物館」。

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織物の博物館だと聞いていたので、
からむしというのは蚕の別称みたいなものかな?と
勝手に思い込んでいた。


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からむし工芸博物館がある昭和村のサイトによると・・・
> からむしは、イラクサ科の多年草で、苧麻(ちょま)とも言われます。
> 繊維を青苧(あおそ)と呼んでいます。
> からむしを原料とする上布の生産地では、
> 越後(越後上布・小千谷縮布)や宮古(宮古上布)、
> 石垣(八重山上布)などがあり、
> 昭和村は本州における唯一、上布原料の産地となっています。


このページで紹介されている内容をビデオで見た。

http://www.vill.showa.fukushima.jp/making.stm

からむしの畑を垣で囲い、人も獣も入れない状態にして
ひっそりと(?)生育させるというのが、意外だった。
手間暇かけて育てるんじゃないかと思っていたので。

その代わり、収穫後の作業にはものすごく手間がかかっている。



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からむし工芸博物館の向かいにある織姫交流館では
からむし織のシャツが売っていた。
もう少しリーズナブルで女性用Sサイズがあったら
試してみたかったけど・・・
(天然素材の中で一番涼しいんだとか)





宿に行くまでにお茶していこうということになり、
からむし工芸博物館と同じ昭和村内の「大芦家」へ。

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ご主人は早期退職してカフェを始めたそうだ。
コーヒーとチーズケーキをいただいた。

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3時半くらいに出発。
途中の小さな駐車場にクルマを止めて
伊南川という河原で写真撮影。

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駐車場から河原へ下りる階段の近くに
小さな池(?)のようなものがあった。

真黒なオタマジャクシがわらわらと水底の石の上に漂っていた。
全部カエルになるとしたら、気が遠くなりそうだ。





本日の宿は「民宿 北の家」。

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元気のいい大女将と、若女将だと思っていたら、
大女将いわく、自分は引退した身なんだとか。
そういう感じには見えなかったけど。
二人でうまく仕事を分担しあって頑張っている雰囲気だった。


宿にもお風呂があるが、せっかくなので温泉に行くことにした。
「弘法の湯」というのが、シャワーがあって混浴ではないからオススメとの
お話だったので、そこに行くことにした。


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入口は広く、男女に分かれていて、シンプルな脱衣所があり、
シンプルなお風呂があった。

余計なものが見事になくて、
お風呂屋さんの原点みたいだった。



夕食は、道路に面した離れのお座敷。

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部屋毎に座卓が用意してあり、
我々の席は囲炉裏の近くだった。

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山菜料理も囲炉裏で焼いた岩魚も
山菜天ぷらもとってもおいしかった。


宿で打っている十割蕎麦もものすごくおいしくて
おかわりをいただいた。


夕食後は部屋でのんびり。
息子は階段横の本棚から『Dr.コトー診療所』を借りてきて
むさぼるように読んでいた。
旅行に来てまでマンガとは・・・


8時半近くに外へ出たら、強い輝きの星がたくさん見えた。
<満天の星空>とはだいぶ違うが、
星の輝きは関東よりもずっと強かった。


夫は、クルマの屋根を三脚代わりにして
結構長い時間をかけて星空を撮影していた。


撮った写真を拡大してみると、
肉眼では見えない星まで映っていたので
かなり興奮していた。



10時前に部屋の電気を消したとたん、すぐに眠ってしまった。





(最終日に続く)
http://www.m2-dream.net/?p=11872

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