2009年 11月 29日

11月の天使のお茶会(その2)

 
 
 
 
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おいしいランチの後は、これまたずっと楽しみにしていた
富田先生の『はじめての中国茶』のレッスン♪
 
 
富田直美先生/中国茶教室「Salaon de leecha 麗茶」主宰
http://www.leecha-salon.com/
 
 

前回は台湾のお茶だったので今回は中国大陸のお茶☆
 
 
中国茶というとウーロン茶というイメージが強いけれど、
中国では、ウーロン茶は、たくさんあるお茶の一つという位置づけらしい。
 
 
揚子江流域で取れるお茶は緑茶が中心。
 
ウーロン茶は台湾や福建省、広東省が主な産地。
暖かい土地だと作りやすいいそうだ。
 
 
風土に合ったお茶を作るのがいい、とのこと。
 
日本は緑茶、インドは紅茶が適している。
 
 
アッサムのお茶の木は、葉が大きくて、背が高くて、
日本のお茶の木とは全く違う木に見えるそうだ。
 
 
これを日本にもってきてがんばって育てようとしてもうまくいかない。
 
お茶には風土と土壌がかかわっている。
その場所で作られるからこそ、の味になる。
 
その土地の特徴が出る。
 
 
人間も同じなんだろうなー
自分とは全然違う、他の誰かになろうとするより、
自分だからこそ、を求めるのが、正解なんだろう。
 
 
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大陸の青茶(ウーロン茶)の産地は福建省と広東省。
門構えの中に虫と書いて、日本語では「びん」、中国語では「みん」と呼ぶ字があるが、
これは福建省の略称だそうだ。(一文字で言い表す)
 
 
大陸では簡体字を使うとは言え、全部漢字で書くわけだから、
やっぱり略称が必要になるのかな?
 
昔、香港人の友達と会った時、彼女は小学生のお嬢さんを連れてきていたが、
喫茶店でお茶している間、その女の子は紙ナプキンに字を書いていた。
私が全然知らない、えらく画数の多い字ばかりだった。
ひらがながないから当然なのかもしれないけど。
 
 
 
 
 
 
 
始めてご参加の方がいらっしゃるので、基本のおさらい。
 
お茶を飲むのに使う器は全て、必ず温めておく。
冷たいと香りが立たないし、味がボケてしまうそうだ。
 
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◇最初のお茶◇
お茶菓子とかお食事ナシで、お茶だけで楽しむ雰囲気のもの。
香りが強くて、口の中に残る感じ
と、言っても、ステキな残り香のように心地よい。
 
このお茶を飲みながらおしゃべりすると、口の中に空気が入って
また味が戻ってくる感じ。
 
 
中国茶は、本当に種類が豊富で、
華僑ががんばって競り落とすような、大変人気のある高価なお茶や、
市場にはなかなか出てこない、入手困難なお茶があるそうだ。
 
 
コンテスト用に作られるお茶があり、
こういうお茶は本当に「選りすぐり」で、ものすごく高値がつくことも。
 
 
 
 
 
今回の最初のお茶の香りはかなり強い感じがするが、
着香ではなく、お茶の技術で出しているそうだ。
 
 
木が生長して
「若い葉→花を咲かせる→実をつける」という過程を経ていくのと同じように、
 
お茶も製造過程で
  発酵が浅い→若草の香り
  発酵が進む→花の香り
  もっと発酵が進む→フルーツの香り
  全発酵→蜜の香り
というように、いろいろな香りになるそうだ。
 
 
ウーロン茶は少し置いたものの方が
香りが落ち着いてきていいらしい。
 
 
このお茶は香りも味もハッキリしているだけあって
すきっ腹に飲むと胃がキューッとなることもあるそうだ。
 
 
日本茶もそうだが、発酵が浅いとカテキンがそのまま残っているので
ちょっと強い感じになる。
 
 
ほうじ茶のほうがやさしい。
  →焙煎をかけるとやさしくなる。
 
 
お腹が弱い人は焙煎が強いものを飲むとよいそうだ。
 
 
日本茶は色を重視して、お茶を淹れたときに、きれいな色が出るようにするが、
中国茶には、そういう部分はないそうだ。
 
 
 
 
 
◇2番目のお茶◇
次は武夷岩茶。
これは、お茶のカテゴリー(?)の名前で、武夷岩茶の中にもいろいろな種類があるそうだ。
 
 
武夷山は昔、海底だったが、隆起して山になった。
岩場にはミネラルがあり、そこにはえたお茶の木からつんだことから岩茶と名づけられた。
 
明・清の時代から、皇帝献上茶だったとのこと。
 
岩茶を扱うお店もあるそうだ。(中目黒:岩茶房)
http://www.gancha-bou.co.jp/index.html
 
 
1番目のお茶は先生が淹れてくださったが、
2番目のお茶はみんなで実習。
 
 
蓋碗で淹れた。
 
蓋碗の蓋は、ぴったり合わないようにできている。
(ぴったりだとくっついてしまうので、お茶が出ない)
 
 
本当は蓋イッパイイッパイのところまで、お湯を注いだほうがおいしいが、
慣れないうちは、火傷してしまう可能性があるので、ムリをしないほうがいい。
 
お茶の葉は、多めに入れておく。
後から足せないから。
多すぎたら取ればいい。
 
少なかったからといって、後から足すと、味のバランスが悪くなる。
 
 
蓋碗でも、茶壷(急須)でも、お茶は必ず注ぎ切ることが大切。
お湯が残っていると、次に淹れたお茶が苦くなる。
 
香りを楽しむのは一煎目。
味を楽しむのは、二煎目、三煎目。
 
一煎目で長い時間お湯を入れておくと、後がおいしくなくなる。
    →香りを楽しむ程度に。
 
二煎目は濃くなりすぎないように注意。 
 
 
武夷岩茶はお菓子と合う!ということで、お茶菓子の話。
ナッツやドライフルーツが合う。
中国の人は、ひまわりの種を食べるが、殻はその辺に・・・(笑)
 
 
武夷岩茶の中には大紅[月衣]というのがある。
 
この原木のあたりは観光地になっているそうだ。
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不意に明美先生が
「お茶坊主が来てる。 さっきからいるよ」
と、おっしゃった。
 
 
絹のようなキレイな服を着た子どもとお父さん。
後からお母さんらしき人も来たそうだ。
 
エンジェル講座で気がよくなったところで
ステキなお茶の香りが充満したから
遊びに来たのかな???
 
 
 
 
 
 
 
3番目4番目のお茶は、身体を温めるお茶で、
まったりしてきて、眠くなるとか(笑)
 
 
 
◇三番目のお茶◇ 
最初に飲んだお茶を焙煎したもの。
香港で好まれるお茶だそうだ。
 
香港の老舗のお茶屋は、自分のお店の味を持っている。
今日のお茶は軽めの焙煎だが、
しっかりした焦げた感じの焙煎もあり、意外にお食事に合うとのこと。
試してみたいなぁ~
 
 
明美先生は三番目のお茶を飲んで「飲茶に合いそう」とおっしゃっていた。
確かにそんな感じがする。
 
 
 
中国茶はおうちにある急須で淹れてもおいしくいただける。
しっかり温めておくのがポイント。
 
鉄観音は、三煎目くらいがまったりしておいしい、とのこと。
 
 
出し尽くしてしまった葉ではダメだけど、
さほど飲んでいない茶葉だったら、
茶葉を容器に入れて、そこに水を入れて一晩置くと
美味しいアイスティーになるそうだ。
 
 
昔は中国人は冷たいお茶は飲まなかった。
 
水は湯冷ましにしないと飲めないので、
水出しにするのは手間だったから???
 
 
中国では水道水が飲めない代わりに、
お湯はたいていもらえるそうだ。 
 
今はミネラルウォーターがポピュラーだし
冷たい飲み物も売っている。
 
 
 
 
 
昔、台湾の国内線に乗ったとき、
軽食として、月餅っぽいお菓子と紙パックのウーロン茶が出た。
お菓子を一口食べたら、めちゃくちゃ甘かったので、
あわててウーロン茶を飲んだら、
飽和して砂糖が沈殿しているんじゃないかと思うくらい甘かった・・・
 
 
 
 
 

◇四番目のお茶◇
これは広東省のお茶。 
(三番目までは、福建省のお茶)
 
潮州の山のほうで取れるお茶。(汕頭の近く)
潮州の人はこのお茶を飲んでいるそうだ。
 
香りはまるでフルーツのよう。
お茶っぽくなくて、いろいろな香りが混ざっている感じ。
  
 

先生が初めてお茶を飲んだとき、絶対に着香だと思ったそうだ。
でも、これが着香じゃなく自然のものだと聞いて、
中国茶にハマってしまったそうだ。 
 
ブレンドはせず、この香りの出る木の葉だけを使っている。
 
 
このお茶の中には杏仁のような香りのものもあるそうだ。
いつか飲んでみたいな~
 
 
このお茶の木は一株が大きい。
アッサムとやぶきた茶の中間くらいの大きさ。
 
 
 
中国にはお茶の市場があり、上海のお茶市場にはいろいろな種類がある。
新センや香港のお茶市場にもいろいろなお茶あるが、
産地との距離などの関係で「この市場ならこのお茶は必ず買える」というのが
あるそうだ。
 
 
本当にお茶はいろいろな種類があって、
「好きなお茶」というのも人それぞれ。
 
先生はお茶のレッスンの後、どのお茶がおいしかったかについて
アンケートを取っていらっしゃるそうだが、回答はそれぞれ違っていて、
自分ではうまく淹れられたと思っても、それがアンケート結果には
反映されないこともあるそうだ。
 
同じ人間でも、その日の体調によって、飲みたいお茶が変わってくるらしい。
 
 
 

 
 
前回と今回で8種類のお茶をいただいた。
どれもみんなおいしかった!
 
 
先生は、お茶が美味しくないと楽しくないので、
美味しさを重視して、お茶を選ばれているそうだ。
 
 
中国茶の名前は、いくつか聞いたことはあったが、
産地とか焙煎がどうとか、そういうことはほとんど知らなかったし、
きちんと淹れれば、びっくりするほど良い香りが出て、
ものすごーーーく美味しくなることが体験できて本当によかった。
 
しまいこんであったいただき物の中国茶や
なんとなく買ってきた中国茶の重要度が急上昇!(笑)
 
 
とても楽しくて美味しくて素晴らしい講座だった。
 
 
富田先生、どうもありがとうございました!
ご参加の皆様、ありがとうございました!
 
 
お土産にいただいた花茶♪
きれいな花が咲きました!
 
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コメント(3)

コメント(3) “11月の天使のお茶会(その2)”

  1. kemi@ヒーラーon 2009年11月29日 at 9:54 PM

    またまたリンクさせていただきました!
    花茶綺麗!
    ちょしちゃん仲良しながら 素晴らしいよね!
    茶坊主に教えられなきゃ お茶の価値わからなかったけど
    本当に貴重な経験ができて 嬉しいし
    お茶に関する心構えみたいなのが変わったよねえ

    ちほこさんがこうして書き記してくださると
    本当にありがたいです~~

    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━

    コメントありがとうございます♪

    ステキな講座でしたね~
    感覚で楽しむ感じでしたね☆

    お茶は生活の潤いになりますね~♪

  2. ちょしon 2009年11月30日 at 11:16 AM

    前回に引き続き、2回目もご参加いただきありがとうございました。
    お土産の工芸茶も早速飲んでいただいたのですね。
    綺麗な花が咲きましたね~~嬉しいです!

    素晴らしいブログの記事にも感激です。
    リンクさせていただきましたのでよろしくお願いいたします。

    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ステキな講座をありがとうございました!
    とっても楽しかったです☆

    工芸茶、見た目もきれい&美味しい!で楽しくいただきました♪
    ありがとうございます!

    ブログでのご紹介、ありがとうございました!!!

  3. 「しあわせ音楽家」鈴木 敬on 2009年11月30日 at 10:03 PM

    中国のお茶に、和菓子に、和食器・・・
    ステキですね!キラ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:キラ

    東洋のものはとても心が落ち着き、
    癒されますよね。

    テンションが上がりっぱなしのとき、
    ふと、元に戻してくれるような気がします(*^_^*)

    ━……‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ありがとうございます!

    そうですね! とっても落ち着きますね~
    (鈴木さんがテンション上がりっぱなしって????)

    お茶は生活の潤いだなぁと実感しました!