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2016年 9月 19日

2016夏 台湾旅行

カテゴリー 旅行

20160722

午前2時40分起床。

身仕度、乾燥機の洗濯物畳み、ゴミ捨て。
3時半クルマで出発。
4時半過ぎに羽田空港到着。
今回は久々の団体旅行なので、
やたらと早く空港に行かなければならない。

係員の説明を受けて、チェックイン手続きして、
出国しても、搭乗時間まで1時間以上ある。

免税店には、縁がないし。


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CI223 羽田空港→台湾 松山空港


何だか一瞬で着いた。
団体旅行なので、現地係員が待機していて、バスまでご案内。


ガイドさんが台湾の地図を正面のモニターに張って日程を説明。

今回の旅行は台湾一周するので、
温帯・亜熱帯・熱帯という、三つの気候を体験できるとのこと。


まずは市内観光。
といっても、総統府は車窓から眺めただけだったが。
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総統府に向かって右側の建物が台湾銀行本部。
日本統治時代は、日本帝国銀行だった。
「華麗なる一族」のロケで使われたとか。



続いて中正紀念堂。
こちらはバスを降りて中に入った。
「中正」というのは蒋介石の本名。

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1980年完成。
高さは76メートルあるが、4階建。
この高さなら普通は20階建くらいになるらしい。


衛兵交代式を見学することになっていた。
台の上に立っている人は完全にお人形状態で、
交代の時間になって、動き出す前は、
生きている感じがなかった。

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交代の一連の儀式は五人でやっていたが、
本当に「一糸乱れず」という感じ。
動き自体、かなり不自然であるし、
片足に大きな負荷がかかることも多かった。

身体の軸がぶれることなくこなすのだから、
日頃の鍛錬は相当厳しいものに違いない。
交代の人が台に上がると、黒っぽい服の人が近づいて来て、
制服や銀色の帽子を整えていた。
台の上の人は全く動かない。
交代前の人と同じように生きている感じがないので、
マネキンの服を整えているみたいだった。
1時間で交代するそうだが、
生きている感じを完全に消し去る静止状態は、
一種の修行みたいなものなのかもしれない。


蒋介石は、中国大陸に帰りたがっていたそうで、
台湾にはお墓を作っていない。

ガイドさんの説明によると、
巨大な蒋介石の像が見つめているのは、
総統府ではなく、海を隔てた中国大陸で、
中正紀念堂の扉が朝9時に開くと、
望郷の念が溢れ出してくるとのこと。
本当だろうか??


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「この建物の白いところは大理石、黒いところは蒋介石」
というガイドさんのとっておきのギャグは
関西の人にはウケるが、
関東の人はなかなか笑ってくれないという。


大理石には「白」のイメージがあるが、
白い大理石は古くないらしい。
古い大理石は色が濃いそうだ。



中正紀念堂の大理石は太魯閣渓谷から運んだそうだ。
翌日、太魯閣渓谷へ向う途中でも、大理石の話が出た。
1980年代に中正紀念堂が完成すると、
台湾では大理石ブームが起こった。
家の内装に大理石が使われた。
しかし、冬が終わると、大理石の使用をやめる人が多かった。
理由は寒すぎるから。


台湾はかなり湿度が高く、平均80%。
このため、夏の体感温度は、実際にはプラス5℃。
冬場の気温は10°C前後だが、湿度のせいで、
体感温度は、温度計が示す数字のマイナス5℃。
冬場でも除湿が必要になる。
湿度が高くて気温が低い時の寒さは骨身にしみるそうだ。
なので、大理石の内装の家は、寒すぎて住めないらしい。




4階から降りる外階段の段数が蒋介石の年齢だという説明があった。
ホール(なのかな?)を出たところに短い階段があったので、
これも段数に含めるのかどうか、
息子はいつの間にやらガイドさんに質問していた。
ガイドさんにとっては、この反応が新鮮だったらしく、
バスに全員が戻ってきたところで、
この一件をツアー参加者に報告していた。
若い人はさすが!という感じで。
(息子以外の参加者は30代半ばから70代後半くらい)


蒋介石は89歳で亡くなった。
階段は90段あるそうだ。





中正紀念堂を出発してすぐに立法院があった。
台湾の国会議員は、喧嘩が強くて、激しい喧嘩はお約束。
昨日もやっていたそうだ。



ランチは金品茶樓。
ここのオーナーシェフは、テイタイフォンのメインシェフだった人。
テイタイフォンで小籠包の襞の数は17~19であればOKだが、
金品茶樓では、18に統一しているそうだ。


お店に入ると、蒸篭が次々に運ばれて来た。
野菜炒めや炒飯も出てきた。
最後に宋美齢さんが好きだという小豆のパンケーキが出てきた。
パンケーキというよりは、粘度のあるマーラーカオっぽい感じだった。
料理は美味しくて、あっという間に食べ終わった。



続いて故宮博物院。
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「自由にご覧下さい」かと思ったが、ガイドさんの説明付きだった。


まず「玉」について。
最高級は翡翠だか、玉=翡翠ではないとのこと。


ガイドさんがツアー参加者を案内したのは、
古代の宗教行事のような‭儀式を行った際に
使われた道具らしきものの展示。

天を表すものは丸くて、地を表すものは四角。
天への捧げ物、天を祀るものは丸い。

宗教という具体的な形ができる前は、
人間にとっては、「天」が一番恐ろしかったという。




続いて、実際に触れる玉が置いてあるコーナーへ。

玉は育てるものだという。
玉不琢不成器という文字が説明文の見出し(?)になっていたが、
ネットで調べてみたら、 「玉不琢不成器,人不磨不成道」が
完成形らしい。
「玉は磨かなければ器にならず、人は鍛えなければ道を成せない」
という意味だとのこと。


玉は磨いて使って綺麗になる。
磨き込まれ、使い込まれて、
滑らかになったつるつるの玉は、日本人好み。
あまり使われていなくて、ざらざらの玉は、中華圏の人に好まれる。
値段が安いし、自分が使って磨いていけば、高くなる。


光沢のあるつややかな翡翠の腕輪は、
代々姑から嫁へと譲られてきたもの。
姑から譲られたところで、
「何々家の嫁」として、認められたことになるという。



楊貴妃の像は、後ろから鑑賞。
重要なのは、お尻。
大勢の子どもが産めるかどうか。
自分たちの子孫を残したいし、
家を継がせるには男子が絶対に必要だった。


日本人に人気の白菜は本当は大したことないという。
(ホントかなぁ??)
多産の象徴のコオロギがのっているので、
その縁起の良さが重要らしい。



故宮の所蔵品には、日本と関係のあるものもある。
たとえば翡翠の屏風と花瓶。

蒋介石のライバル 汪兆銘が
昭和天皇に屏風と花瓶を贈った。

屏風の「屏」と花瓶の「瓶」と
平安の「平」が同じ音なので、

  天皇様が長生き
  皇后様も長生き
  私も平安

みたいな意味を込めているんだとか。



「オロンスム文書データベース」の文章より
> 一番著名な「接収文物」は、
> 汪兆銘から昭和天皇へ贈呈された、
> 玉を嵌め込んだ屏風であり、
> 現在は台北の国立故宮博物院に所蔵されている。
> 「接収」といっても、学術調査資料の場合、
> すべてを押収した訳ではなく、
> おなじものが複数以上あるときは、
> 1点は研究参考資料として、被「接収」機関のもとへ残され、
> あまりに片々とした遺物も除外された、
> と関係者から聞いている。

http://www.eurasia.city.yokohama.jp/olonsume/excavation.html

屏風も花瓶も戦後、返還された。

> 中國歷代玉器 汪精衛贈日天皇 《碧玉屏風》在故宮
(Yahoo台湾 2011.2.9の見出し)
> 二次大戰間,汪精衛在南京成立臨時政權,
> 一九四一年汪精衛訪日時,
> 曾將這座大屏風獻贈給日本天皇,
> 另還贈送日本皇后一對《翡翠雕花鳥瓶》。



続いて唐三彩の説明。
唐三彩は、その昔、中国へ短期留学した時に
小さな置物をお土産に買ってきたので
多少はなじみがあったが、
「色は鮮やかだが、コントロールができない」
「このため、人の顔や手などの肌の部分には彩色しない」
という説明は初耳だった。


帰国してから故宮博物院の本を図書館で借りたり、
自分で買って読んだりしたが、
写真が掲載されている所蔵品は、
超技巧みたいな言葉がぴったりなものばかりだった。


ガイドさんの言葉:
「故宮博物院の所蔵品は皇帝への捧げ物です。
 だから、龍の指は基本的に5本あります」
(5本指は最高ランクの龍の印)





その後、特急列車で花蓮へ。

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宿泊は煙波大飯店。

夕食は広東料理。
お高い食材は使われていないようだったが、
日本人の好みに合わせてあるそうで、
食べやすくて、おいしかった。


テレビ小僧と化した息子をおいて、
近所のセブンイレブンへ
ビールの買い出し。


その後、夫は「少数民族のお祭り」を見に行くと
言ってでかけてしまった。

すごくにぎやかで、こういう感じだったらしい。
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テレビのチャンネルを適当に変えていたら、
霹靂チャンネルに遭遇。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』のCMをやっていた。


台湾ではどのくらい話題になってるのかなぁ~??
(その後、まさにこのイベントに出くわすのだが、
 この時点では、そんなことは全く想像していなかった)
    
     
    
    
つづきはこちら
http://www.m2-dream.net/?p=12034

        
    
    
    
        
    











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