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2016年 5月 16日

中間テストと竹刀

カテゴリー 子どものこと




息子が中学に入学してあっという間に1か月以上経ってしまった。

今度の金曜日は人生初の「中間テスト」。

入学式に生徒会長が、
<中学校の定期テストは未来の自分につながっている>
という、大変ありがたいお話をしてくださったのに、息子は
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
と小学生レベルの発言を連発。


生徒会長の話を持ち出すと、
「ああ、カミカミだったよね」
と憎まれ口。
入学式を準備してくれた上級生に対して何考えてんだこいつは!!
もう一回言ってみろ!ふざけんな!失礼だ!と怒鳴りつけたところ、
膨らみすぎた餅が破けて縮むみたいにしゅーんとなっていた。
親に怒鳴られてこういう反応をするのは
あと数カ月間だけだろう。


小学校卒業前に身長を抜かれたが、
その後もニョキニョキと伸び続けている。
夜、眠っている様子を見ると、どんどん長くなっていくなぁと思う。
座布団の上に余裕で寝かせられた、
「身長50センチ・体重3キロ」の時代が信じられない。



息子は「部活なんかやりたくない」という態度だったにもかかわらず、
どういうわけか、剣道部に入部した。
<先輩が優しかったから>とか言っていたけど、そんな理由で入部して
長続きするのかなぁ??


今週末に、「外部の先生」が教えてくださるそうなので、
それまでに竹刀を用意する必要があるらしい。
「駅前に剣道具のお店があるから、そこで買うといい」と
先輩から教えてもらったそうで、私に一緒に来てくれという。


普段は「ほっといてよ」みたいな態度が多いけど、
こういうときは頼りたくなるらしい。
一応、私が経験者だからかなぁ?
去年夏に、初段を取ったときの「昭和の剣道手帳」を見せたから、
剣道についてはそれなりに知っていると思われているらしい。


ということで、日曜日の午後、剣道具のお店に息子と一緒に行った。
行く途中
「竹刀買ったらどうするの?」
と謎の質問をしてくる。

「は?」
「誰が持つの?」
オマエだよ!!と言いたいのをこらえて
「使う人が持つんでしょ」
と素気ない返事をした。

なんでエネルギーが有り余っている中学生男子の代わりに
おばさんが持たなきゃならないのだ??



剣道具のお店は、初めての場所なのに
なんとなく懐かしい気がした。
剣道具の店ってみんな似た感じなのかなぁ?


「初心者ね? どこの中学? お名前は?」
お店にいた中年の女性が慣れた調子で尋ねてきた。


息子がボソボソ答えると、
ビニール袋に入った竹刀がたくさん立ててあるコーナーに行って
何やら息子に説明していた。


完成品の状態で輸入された台湾製の竹刀と
竹から育てて作ったとかいう日本製の竹刀があるらしい。
台湾製はかなりお手頃価格。
耐久性は日本製の方があるという説明だったようで、
息子は日本製の竹刀を選んだ。


レジ前に、ラノベ大好き&中二病絶賛発病中の息子が大喜びしそうな
魔法っぽい感じの高価な鍔がたくさん飾ってあったが
「初心者なら、こういう鍔がいいわね」
と、お店の女性は、非常にシンプルな鍔と鍔止めを出してきた。
息子はちょっとがっかりした様子だった。


息子は竹刀購入前に
「竹刀に村雨って彫ってもらいたい」
なんて、超恥ずかしい希望を口にしていたが、
新しい竹刀には、学校名と名前が既に彫られていた。


先輩方は黒い竹刀袋を使っていると息子が言うので、
レジの後ろの金属製のバーに吊るしてあった竹刀袋を指さして
「真ん中の黒いのをください」
とお店の人にお願いしたところ、どうやら小学生向けのものだったらしく
「この長さだと入らないんですよね・・・中学生用はこっちです」
と言って、引出しからビニール袋に入った黒い竹刀袋を出してくれた。
そして、新しい竹刀を入れて、ファスナーを閉め、
袋の上の方に付いている鍔用のポケットに
先ほどのシンプルな鍔と鍔止めを入れて息子に渡してくれた。


お会計は7000円弱・・・結構高いんだ・・・汗


黒い化繊の竹刀袋はスマートでなかなかカッコイイ。
昭和の木綿のレトロな雰囲気の竹刀袋とは大違い。
肩にかけられるようになっており、剣道をやったことない人には
何が入っているかわからないかも。


息子は嬉しそうだった。
「剣道、がんばる!」とか言ってたけど、ホントに頑張ってくれよ~
防具と稽古着・袴を全部揃えたら、かなりの金額になるんだから。



家に帰ってから「ちょっと持たせて」と息子に断ってから、
竹刀袋から竹刀を出して、一礼して蹲踞、立って構えるまでの
一連の動作をやってみた。
最後にコレをやってから、四半世紀以上のブランクがあったけど、
一応(自分としては)、ちゃんとできたと思う。

その様子を見ていた息子が、
「おかーさん、なんかちょっと違うよね」
というので<なんだそれは?>と思ったが、
彼としては褒め言葉のつもりらしい。


“ちょっと違う”というのは、
<未経験の人の動作とは違うってことだよ>という説明していたが
前振りナシのあの言葉から、この意味を汲み取るのは不可能だぞ。


母親を「剣道経験者認定」してくれたのはよかったけど、
もう少し日本語の勉強も頑張ろうね。


私は2016年GWの旅行記録を頑張らないと。





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