アーカイブ 2010年12月

2010年 12月 30日

年末のいろいろ

カテゴリー 生活一般



先週、商店街から一本入った通りにオープンしたカフェに行ってきた。

白とベージュが基調のナチュラル&シンプルな店内。
昭和の匂いが強い地域にしては珍しい雰囲気。


しかし、ドアの隙間から昭和の風が入り込んだのだろうか、
おしゃれな店内の一角で、「ひじき」が売られていた・・・



早くも常連さんになっているらしい銀髪の元気なおばちゃんがやってきて、
「バナナケーキ、持って帰りたいのー
 昨日買ったの、ヤマトのお兄ちゃんにあげちゃったー
 すっごく素敵なコなのよー」

30代くらいの女性スタッフが
「そーなんですかー
 ウチに来るヤマトのお兄さんもステキなんですよ」
と応じていた。


・・・という話を夫にしたら、
「同じお兄さんなんじゃないの? ご近所同士なんでしょ?」


確かにそうかもしれないなー


続けて夫は、オヤジクイズを出してきた。
「ヤマトの偉い人は訓示の時になんて言うでしょーか?」
 

「知らない」


「・・・ヤマトの諸君・・・」


そんなわけ、ないでしょー!!
エライ人だって、ヤマトのヒトなんだから!

(そういえば、デスラーって、最後はどうしていいヒトになったんだっけ??)





昨日の夕方、美容院へ行った。

シャンプーしてくれたお兄さんは、話し好きなヒトだった。

「年末、どっかいくんですかー」
「実家くらいですねー」
「ご実家、遠いんですか?」
「県内ですよ」
「もしかして、△市の近くとか?」
「近くじゃないけど、同じ沿線ですよ。◇市です」
「マジっすか。僕、○町の店で働いてるんですよー」
彼の勤務先の店は、私の実家の最寄り駅の隣の駅だった。

しばしローカルな話が続いた。

「今日は応援でこの店来てるんですけど、この辺りのこと全然知らなくて。
 僕は、A高校出身なんですけど、高校どこですか?」


は??
・・・高校???


お兄さんが高校卒業したのは、「平成」で「今世紀」なんだろうけど、
おばさんが高校卒業したのは、「昭和」で「前世紀」なのよー


しかし、出身高校を聞かれるなんて何年ぶりだろう(苦笑)


きっと、このお兄さんが幼稚園に入る前に
私は会社員になっていたんだろうなー



 

そして、暮れも押し迫った今日、
「お昼は外食にしよう」ということになった。


夫を「昼食番長」に任命して、どこかよさそうなお店を探してもらうことにした。



1時間以上ネットで検索して結果は


なんと・・・


なんと・・・




サイゼリヤ・・・・!!!!



他のことを検索していたのだろうか・・・

あんなに時間をかけて、サイゼリヤ????


まあ、いいけど。


家族でサイゼリヤへ。
帰ってきてから大掃除の続き。



夕方になって「夕食番長」に任命されてしまい、
商店街で宇都宮餃子を買ってくるハメに。
(往復で4キロ近く歩くことになるんだけど)


寒い・・・




寒いぞ!!!






明日の大晦日は香港へ一緒に行ったMちゃん一家と
「インド式忘年会」

・・・単に「インド料理の店で忘年会」なんだけど。


小料理屋だった建物をそのまま使っているそうで、
インド料理店でありながら、「小上がり」があるらしい。



グルメなMちゃんとMちゃん夫が絶賛していたから
味は間違いないんだろうけど、
「小上がり」があるインド料理店って・・・

一体どんなところなんだろう???


すごく楽しみー
日が落ちると、かなり寒くなるから、厚着して行かなくちゃ。




コメントは受け付けていません。

2010年 12月 24日

サンタさんの秘密

カテゴリー 子どものこと

昔、大好きだったマンガ「小さなお茶会」だったと思うが、


  >オトナになると、もうサンタさんは来てくれないけど、
  >(自分が)サンタさんになれる

というような内容のセリフがあったと記憶している。



これを読んだ時点では、
既に「サンタさんの秘密」を知っていたけれど
「サンタさんになれるのってそんなにいいことかなぁ?」と
感じていたのを覚えている。



プレゼントをもらう立場の方が絶対に嬉しいから。



今でも、そういう気持ちがあるのは事実だが、
「誰かに喜んでもらえる」というのも、
とても嬉しいことだと感じられるようになったから、
多少は成長しているのだろう(笑)





「サンタさんになれる」って考え方、とってもいいと思う。






息子に対しては
「今年はサンタさん来ないかもよ」
なんて、実家の母が聞いたら、
ものすごーーーく怒られそうなことを言っているが、
ちゃんとプレゼントは用意してある。




去年は、息子の意向を聞いて用意したのだが、
クリスマスが近づくにつれて、やっぱり○○が欲しいとか
△△の方がいいとか、いろいろ言い出したので、
今年は、サンタさんが贈りたいものを贈ることにした(笑)



「小学生の私」だったら絶対に欲しいもの。




明美さんからいろいろ教えていただいたせいか、
この箱に入っている石の「値段相応感」は否めないが(笑)
やっぱり石って楽しいと思う。




こっちはオマケとして用意。
実は私がやりたい。(笑)




磨くのって結構好きなので。
息子が飽きたら(たぶん飽きる)、私がやろう。





今年度から廃刊(休刊??)になってしまったが、
小学校時代、学研の「科学」が大好きだった。



「科学」の付録が大好きだったと言うべきか。(笑)



小学校5年生くらいだったと思うが、鉱物見本が
付録についてきた。



雲母、方解石、紫水晶・・・あと何だったっけ?
相当安っぽいケースに入っていた記憶があるのだが、
当時の私は嬉しくて嬉しくて天に昇る気持ちだった。



この付録の説明に文章の中に
「紫水晶をポシェットにつけておしゃれにしよう」
なんていうのもあったが、私は絶対にこのままの方がいいと
思っていた。


紫水晶は宝箱でもあったオルゴールに入れていたはずなのだが、
どういうわけか入っていない!!



30年以上経っているんだよね、コレ・・・汗



今でもこういうオルゴールってあるのかな?(曲は「白鳥の湖」)


そういえば、このオルゴールが
「サンタさんの秘密を知らなかった時代」の
最後のプレゼントだったのかもしれないな。


小学校4年だった。
今の姪っ子と同い年。



彼女はもう「サンタさんの秘密」を知っているのかな??
今度会ったときに、こっそり聞いてみよう。




コメント(1)

2010年 12月 23日

おうちでクリスマス

カテゴリー 生活一般

 
 
 
今日は天皇誕生日だけど、一足先におうちでクリスマス。

オトナはシャンパン、子どもはシャンメリーで乾杯。

チキンは、商店街の肉屋で調達。
この肉屋は、焼き鳥とか、ハンバーグも売っていて、
これが非常に美味しい。

「今年のチキンはあの肉屋で買おう」というのが夫の提案だった。
(遠いので自分では買いに行かない・・・笑)



クリスマスケーキはこちらのもの。
http://www.leblanc.co.jp/
(明美さんのオススメ!! とっても美味しい♪)



冷凍された状態で届く。
上に乗せる飾りは別の袋に入っている。
全部のせる必要はないのだが、のせちゃった(笑)



すっごく美味しくて、家族全員大喜び。
息子はスゴイ勢いでペロリと平らげてしまった。


息子へのクリスマスプレゼントは「事典」。
彼の大好きなクルマも電車も既に売るほどあるし、
おもちゃはすぐに飽きるので・・・

最近の事典は絵や写真が多くて、オトナが読んでも楽しい。
息子は事典が好きで、読んでるのか眺めているのかわからないが
比較的長い時間見入っている。


24日の夜にはサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるはずだが、
忘れ物・落し物大王&授業中の手悪さ大王の息子のところに
来てくれるかなぁ???



息子を寝かせた後は、オトナのプレゼント交換。


6月にミッドタウンに出かけたとき、IDEEで一目惚れして
「クリスマスにちょうどいい!」
と勢いで買ってしまったのが夫へのプレゼント。


正気に戻ると、果たしてコレで夫は喜ぶのかどうか
非っ常に不安になった。


夕方、ネットで何か調べていた夫に
「IDEEで検索してみて」
と頼んでしまった。

「何が出て来た?」
「家具だねぇ。かっこいいけど高そう・・・」

IDEE=高いのインプットに成功。(・・・したのではないかと)
お茶を濁したと思われなきゃいいということで(苦笑)


プレゼントはIDEEの手提げ袋に入っていて、
箱にはIDEEのシールも貼ってある。


箱を開けた夫は
「おおおおおおお!」(喜びの反応と思われる)


プレゼントはコレ。

スウェーデンのデザイナーによる実用性ゼロの置き物。

まあ、喜んでくれたからヨシとしよう。
(でもどこに飾るんだろう???)








夫からのプレゼントは、なんと!





(ほぼB5サイズ)





ビックリ・・・・!!!!



「あざらし」でよかったのかなぁ・・・(滝汗)


バレンタインとお誕生日に奮発しよう・・・



コメント(1)

2010年 12月 19日

親子三代クリスマス 2010

カテゴリー 生活一般

 
 
 
今年も「親子三代クリスマス」を
実家にて土曜日に開催。(2010.12.18)
 
 
去年の様子
http://www.m2-dream.net/?p=1259


玄関には姪っ子の作品が飾ってあった。



クリスマス仕様の飾り。



 
 
全員参加の予定だったが、義弟は残念ながら風邪でダウン・・・

妹一家は先週半ばまで、風邪で全滅状態だったらしい。






今年もオルタンシアさんのクリスマスアレンジメントを手配。

アトリエオルタンシア
http://www.hortensia.jp/



とってもとっても素敵~!!




恒例の姪っ子特製プログラム!!

どんどん字が上手になるなぁー
(おじさん(夫)よりずーっと上手だよ!)



クリスマスアレンジメントと一緒に送っていただいたジェルは
子どもたちが大喜びで飾りましたー


妹は、ジェルの保管について妙に詳しくて、
飾ったばかりの段階で、しまい方の指示を出していた・・・
(たくさん買ったものをダメにしてしまったらしい)


一部のオーナメントは昭和40年代後半の製品だったりする・・・




まずはビンゴから。
(歌は諸般の理由により中止ということらしい・・・なぜ??
 クリスマスソングのCDをBGMとして流すことに)


ビンゴは姪っ子が一番燃えるゲーム。
ビンゴカードは一昨年に100円均一で購入したもの。
(枚数が多いのでまだなくならない・・・)


数字を書いた単語カードを姪っ子が指先でバラバラバラ・・・とはじき
息子がストップをかける。
そこで出た数を姪っ子が読み上げて、
みんなでビンゴカードの数字を見て、
当たっていればツメを倒していくのだが・・・

なかなかリーチにならないし、
リーチになってもなかなかビンゴにならないのが毎年の現象。


景品は例によって持ち寄り。
去年の「ごま油」が大不評だったので、妹は無印良品で
お菓子を買っていたが・・・ちょっとズルイ???


集まった景品は、母が適当にA4の使用済封筒に入れ、
ホチキスでとめて番号を書く。

最初にビンゴになった人が1番の封筒をもらうことになる。


自分が出した景品が戻ってくることも多々あるが、
そういう場合は適宜「プレゼント交換」ということでお茶を濁す(笑)


私が出したこまごました文房具とか可愛い粗品は、
オトナ(しかも男性)のところへ行ってしまったが、
プレゼント交換で、姪っ子のところに集まった。


姉が出したカーディガンが息子の封筒に入っていたので、
めでたく私がゲット!


ビンゴで盛り上がった後は、ティータイム。


散々迷って購入したクリスマスケーキ!




ケーキを食べた後は、姪っ子と息子のマジックショー。
チャレンジ(ベネッセ)の付録でマジックの道具がついてきたそうで、
姪っ子は、それを使ってショーをやってくれたが、
あんちょこと首っ引きなのがとても可愛かった。


伯母たちに芸を見せてくれるなんて、来年か再来年でおしまいだわ・・・


姪っ子が生まれた翌日、病院にかけつけて
新生児室にいる彼女を見た時、
まるでスポットライトが当たっているかのように見えたのが
ついこの間のように感じるけど。


時間が経つのは、本当にはやい。



メインの春巻きは出てきてないけど、テーブルの様子。



席札は数年前に姪っ子が制作したもの。
お習字のお稽古が進んでだいぶ上手になったから、
新しいのを作ってもらいたいなぁ。


食後は、子どもたちだけで遊んでいた。
1歳半の甥っ子は、「参加する気満々」なのに、
お姉ちゃん(姪っ子)もお兄ちゃん(息子)も
あまり相手にしてくれない・・・

二人が歓声を上げれば、間髪いれず、
甥っ子もワーッとか言うのだが、
でもやっぱり仲間に入れてもらえない。


何と言っても、ボクとお姉ちゃん・お兄ちゃんはサイズが違いすぎるから・・・


でも、あと3年くらいでお姉ちゃんは、
「子どもの遊び」を卒業しちゃうから、
そしたら、お兄ちゃんと一緒に遊べるからねー




楽しく食べて、飲んで、おしゃべりして、8時ちょっと前にお暇した。


帰りのクルマの中で息子は爆睡していた。
相当テンション高かったから、電池が切れたのだろう。


とっても楽しい一日だった。



コメントは受け付けていません。

2010年 12月 17日

紙コップの灯

カテゴリー 生活一般

 
 
 
 
学童からの帰り道。

商店街の街路樹は色とりどりの電飾が点滅していてとてもキレイ。
 

小さな川の手前まで来たとき、路面にもたくさんの光があるのが見えた。

なんだろうと思ったら、紙コップのシェードをかぶせたろうそくだった。




商店街のおじさんたちが、橋の上にも、土手に降りていく階段にも
紙コップの灯を並べていたのだった。










橋の手前には長机があって、紙コップと絵をかくためのマジックが用意してあった。
息子が「描きたい!!」というので、描かせてもらうことにした。




息子の作品(笑)





iPhoneのカメラなのでブレてしまったけど、とてもキレイだった。






対岸の灯は、着陸の少し前に上空から見下ろす滑走路のよう。



いつもの道が幻想的になっていて、楽しい気持ちになった。



携帯やデジカメで撮影している人がとても多かった。


いつもの日常に突然現れた不思議な風景を、
誰かに知らせているのだろう。


メールで送らないにしても、持ち帰って誰かに見せるのだろう。

小さな感動のお裾分け。

なんだか嬉しかった。



コメントは受け付けていません。

2010年 12月 14日

自分という井戸を掘る

カテゴリー かんがえごと,音楽

 
 
 
12/5に安藤裕子さんのライブに行ってきた。


会場は国際フォーラム「ホールA」。
ここは客席が5012席あるそうだが、ほぼ満席。


これだけの人数がいるのに、演奏中は実に静か。
演奏が終わるとホール全体に整然とした拍手が響き渡るので、
なんだかクラッシックコンサートのようだった。



ほぼ日手帳2011の9/3のページには、こんな言葉がある。

>ほんとうの意味で俳優と呼べる人は
>とくべつに優れた何かを持っている人です。
>何かを諦めながら、猛烈な努力をして、
>自分という井戸を掘り続けた人たちっていうのが、
>ぼくが抱いている「かっこいい俳優」のイメージです。
>—田口トモロヲさんが『あのひとの本棚。』の中で


安藤裕子さんは女優を目指していたそうだ。
(とってもってもキレイだし!)

でもあまり日の目を見る機会はなく、歌の道へ来た。

2年くらい前のツアーの様子を収録したDVDだったと思うが
「歌だったら誰かが見つけてくれると思った」
というようなことを話していた。



田口トモロヲさんがお書きになっている、

>何かを諦めながら、猛烈な努力をして、
>自分という井戸を掘り続けた人たち

の中に安藤さんもいるかもしれないなぁ・・・





彼女の曲で「隣人に光が差すとき」というのがある。


おそらく彼女の実体験に基づくものなのだろう。
それだけに、似たような気持を持ったことがある場合、
とても感情移入しやすく、共鳴(?)してしまうと結構大変。


この曲のことを「聴くのに勇気がいる」と思う人は少なくないらしい。
私も「えいっ」と少しだけ気合いを入れて聴くことが多い。


初めて聴いた時、号泣した。
その後も、しばらくは聴くたびに泣いていた。

今でも、自分のコンディションによっては、涙目になる。


>アナタニナリタイ コレジャタリナイ
>アナタニナリタイ コレジャタリナイ


私には具体的な「アナタ」はいないけれど、このフレーズを聴くと、
自分以外の誰かになりたくてなりたくて仕方なかった十代の頃の
感情が溢れ出してきてどうしようもなくなる。


完全に忘れていたはずなのに。
ここ十数年、こんな風に感じたことなど一度もなかったのに。
思い出さないだけで、記憶の中から消えることはないのかもしれない。



もっとも安藤さんの詞はこういう「痛みに刺さる系」は
それほど多くはないと思う。


それよりも、彼女独特の不思議な言葉の世界に浸りきって
迷い込みたくなる誘惑の方がずっと強い。
だから、静かにじっくり、全身で聴きたくなるんだろうな。


約5000の客席が埋まっているホールが
水を打ったように静まり返っても不思議じゃないと思った。






12/5のライブの4番目は「New World」だった。

>風吹けばいつも絡まって 名を問えば「我は迷子なり」
>名乗って手を取りたいよ 君の
>出会いはいつも 定めか悪戯

>みるみるうちに膨らむ 似た者同士がKey word
>何故だかわかるの そういうの
>出会いは定めさ
>出会いは定めなんだ


どこからこんな詞が降ってくるんだろう???
それとも彼女が掘り続けた井戸から湧き上がってくるのだろうか?



曲と曲の間のおしゃべりも楽しい。

「リハーサルで楽器に頭ぶつけて割れましたー
 見えますかー?」

明和電機の社長ブログによると、この楽器というのは、
「オタマトーンジャンボ」のことらしい。

同じ会場に社長さんもいらしてたんだー!!

オタマトーンジャンボがステージに登場した時は、
「参観日に子どもを見に来た親の気分」だったそうだ。

なんか、とっても、よーくわかるわ・・・(苦笑)






「置いてきぼりにしてきた気持ちを歌った曲」という
紹介があって始まった9曲目は「court」。


>あなたに似合う 薄いガラスのグラス
>街で見つけて 部屋に飾るんだよ
>猫脚椅子に丸いテーブル並べ
>明日もきっと 続けられるまで

>坂を見上げれば 季節も終わり告げて
>「さよなら」
>なのにまだ 追いつけないまま
>走ったら 胸に過ぎる痛み
>透き通ってゆける気がしてたのに


薄いガラスのグラスが似合いそうなひとも、
猫脚椅子も、私の人生には登場していないけれど、
「どうしようもなく手が届かない」と感じて
諦めてきたこと、心の中から消し去ろうとしてきたことが
なんとなく浮かんでくる。

人生のどこかで「置いてきぼり」にしてきたことって、
思い出さない(思い出せない)だけで、実はたくさん
あるんだろうなぁ。






「生きているといろいろある

 置いてきぼりにしていくことや気持ち
 生きていたとしても一生逢えない人
 戻れない時間

 悲しいけど、その続きも楽しみにしていきたい」


こんな感じのお話の後で始まった10曲目は「忘れ物の森」


>未来がもしもの呪縛に囚われ
>足を 止めていた
>でも生きていたいの
>誰かに伝えていたいの


このフレーズは、私にとっては少々重い。

失敗を恐れずに思い切ってやってみることが苦手なので、
これはちょっとだけ「痛みに刺さる系」だと思う。


思い切ってやってみることを避けると「可能性」を保留できる。
実際にはやらないことで
「もし、やったとしたら、うまくいくかもしれない」
を永遠に残せる。(苦笑)

これが、私にとっての「もしもの呪縛」。

結局は、可能性の保留なんかじゃなくて、
同じ場所に滞留しているだけなんだけど・・・






16曲目の「歩く」の前のお話はなんだか心にしみた。

「頑張っても頑張ってもできなくて
 くやしいことばっかり

 そうやっているうちに
 逢いたい人にも逢えなくなって・・・

 家族がいるなら電話して
 声を聞いてから眠りについてください

 憎たらしく思えても
 声を覚えていてほしい」




「歩く」
>心が きっと幼いんでしょう
>あなたのこと知ろうともせず 見誤っていた
>傷を付けることにだけ長けて
>牙をむけば 安らぐように

(中略)

>あなたの残したものを見つけ 胸に抱く
>今日はこれに名を付け 抱いて眠ろうと
>そして上る朝日に そっとキスを送り
>いつも通りの笑顔で きっと始めようと

>あなたが私に教えてくれた多くのこと
>今になって甦ってくる
>顔が少し似始めたようで
>鏡を見て 笑ってみせる


(中略)


>決して

>あなたを忘れないと 強く胸に刻み
>あなたの名を想っては 明日を迎えよう
>やがて空は動いて そっと星を降らす
>終わる今日を流して 夜は走り去る


これも彼女の実体験と彼女が掘り続けた井戸から
生まれた歌なんだろうなと思う。

深い想い。
切ない気持ち。
それを表現できる言葉。

使いこなすだけの技量が必要だけど、
改めて日本語ってスゴイと感じた。





アンコールの最初の曲は「青い空」

この曲の前のお話も印象的だった。

「10代の女の子からのもらった手紙がきっかけで
 生まれた歌

 手紙には『助けてほしい』と書いてあった
 でも、どうしようもない
 私には何もできない
 だから、特に何もすることはなかった


 もう道が見えないような人がいたとしても
 私は『絶対明日はいいことあるよ』とは言えない

 人が生きていく中で
 一生辛いことばかりの人もいる


 私はラッキーだった


 辛いこともあったけれど
 たくさんの人に会えて、運がよかった

 自分の先が見えない時、屋上から空を見ていた


 これだけきれいな空を独り占めできるなら
 明日もくるんじゃないかって

 きれいな空が見えたらいい
 きれいな空を見上げてほしい

 思いとどまって前に進んでほしい」







>私は『絶対明日はいいことあるよ』とは言えない
これを聞いて、彼女はやっぱり、
「何かを諦めながら、猛烈な努力をして
 自分という井戸を掘り続けた」んじゃないかなぁと思った。



最後の「問うてる」も、とてもいい歌。
「問うこと」って大事だと思う。


何かについて問われると、
そのことについて、自分がどれだけ知っているか、
どれだけ知らないか、とてもよくわかる。


わかった気になっていたことに気付かされた時、
鋭い痛みを感じる時もある。
恥ずかしくなることもある。



自分という井戸を掘る方法はたくさんあると思うけれど、
自分に対してたくさんの問いを発することも、とても大切なんだろう。


「自分」というのは、いつもそこにあるし、
いつも一緒にいる存在なんだけど、
改めて「自分に対して問う」ことでしか、わからないことって
たくさんあると思うから。




コメントは受け付けていません。

2010年 12月 11日

圧縮紙

カテゴリー 子どものこと

 
 
 
 
木曜日に小学校の保護者会に行って来た。



教室では、自分の子の席に座ることになっている。
先に来ていたお母さん方が子どもの机の整理をしていたので、
私も息子の机の中身を見てみることに。



机の下に物入れがあるのは昔と同じなのだが、
息子の小学校では、ここにA4くらいのプラスチックの
書類箱のようなものを二つ入れて、引き出し代わりにしている。


左側の箱にはお泊りする品物を入れ、
右側の箱には授業に使うものを入れる。
帰る時は右側の箱は空にして帰らなければならない。


二つの箱を机の上に出した。
この箱は先生がチェックしているせいか、きちんとしていた。


箱を出してから、机の中をのぞくと・・・



!!!!!


大量の「圧縮紙」が!!!!


手を突っ込んで引っ張り出してみると、折り紙だの、プリントだの
ありとあらゆる紙が圧縮されて固形になっていた。


・・・ったく、男の子ってヤツは・・・


レジ袋を3枚くらい持ってきてくださいといわれたことがあって
息子に持たせた袋も圧縮されていた。

これを広げて、「圧縮紙」を入れて持ち帰ることにした。



しょーもない紙類を溜め込むところは父親譲りらしい・・・涙





保護者会では、冬休みの過ごし方や宿題の説明があった。




先生の話で面白かったのは、子どもたちが落し物の持ち主を探す方法。


   なんと・・・・・  「匂いをかぐ」!!


数人で、落し物の服とか、ハンカチとか匂いをかいで
「これは○クンの匂い」
「これは△ちゃんの匂い」
とか判定するのだが、そこそこ当たるらしい。


おもしろいなぁー


保護者会から帰ってきてから、クリスマスの飾りを出した。




定番の「クリスマスあざらし」




松ぼっくりシリーズ。




天使ちゃんと木製のツリー。






今日は息子と一緒に行きつけのカフェへ。

歩いている途中で、空を見上げたら、
ちょうど「飛行機雲製造中」だった(笑)







カフェの壁面には、素敵なツリー。





去年も買った、ちょっとスパイシーなチョコレートが入荷していたので購入。



そろそろ帰ろうかなと思った頃に、お兄さんが入ってきた。

彼も常連さんらしい。


大学生で、ユニクロとスターバックスでバイトし、
家庭教師もやっているとのこと。



渋谷のスクランブル交差点のところにある
スターバックスで働いているそうで、
そこの店は、世界で売上第二位だと言っていた。
それだけに、ものすごく忙しいらしい。
(一位はヒースロー空港のスターバックスとのこと)



・・・初対面のおばちゃんと普通に話してくれて
「なんてエライ若者なんだろう!」とか思ってしまった(苦笑)





コメント(1)

2010年 12月 08日

ご招待

カテゴリー 生活一般

 
 
 
夫がチケットを取ってくれたので、
12/5の日曜日に安藤裕子さんのコンサートに行ってきた。


安藤裕子
LIVE 2010 “JAPANESE POP”
国際フォーラム ホールA


安藤さんのことを知ったきっかけは、
台湾ドラマ『流星花園(原作:花より男子)』。
エンディングに「サリー」という、彼女の曲が使われていた。

独特の歌い方で、冒頭の英語の歌詞はなんとなくわかっても、
日本語の部分はよくわからなかった。
不思議なくらい日本語に聞こえないのだが、
耳触りがよかった。

夫はとても気に入ったようで、アルバムを購入。
その後もアルバムが発売されるたびに買っている。



会場に行く前「ペニンシュラでアフタヌーンティー」ということになった。


ペニンシュラ!!
香港では前を通ったことしかない(苦笑)
東京のペニンシュラは、今回が初めて。



しかも!!
コンサートもアフタヌーンティーも、なんと「ご招待」だった!


一緒にコンサート行くのが、初めてだからかなぁ?
20年に一度なら「ご招待」でもいいかなと思ったのか?


ペニンシュラのロビーの席は満席で、
予約も何件か入っているというので、B1へ。
こちらもアフタヌーンティーのメニューがある。


B1も満席だったが、15分くらいでテーブルに案内された。


待っている間の話題は、やっぱり息子になってしまう。
私の両親も、せっかく二人だけで出かけても、
結局は、子どもの話ばかりしていたそうだから、
まあ、そんなものだろう。


この日、息子はおばあちゃんと一緒に市のマラソン大会に参加。
土曜日の夜から夫の実家に行って泊まっていた。




(うーん・・・おいしかったのに、とってもイマイチな写真・・・涙)


案内されたテーブルの横には若いカップルが座っていた。
ポツポツ聞こえてくる会話から、
どうやら結婚式の準備をしているらしい。

ペニンシュラで挙げるのかしら???


「すべてこれから」という二人がちょっと羨ましい一方で、
特に大ゲンカすることもなく、深刻な危機もなく、
そこそこ楽しい17年を過してきたのだから、
一応、ちょっとした「偉業」なのかもしれないなぁと思ったりした。





まあ、17年くらいじゃ、まだ高校生レベルだから、
「偉業」と言えるのは、銀婚式を迎えてからかな??



「ご招待コンサート」については、後日書きたい。


コメントは受け付けていません。

2010年 12月 06日

「わかった」と「わからない」

カテゴリー かんがえごと

 
 

 
 



摩天楼の身代金(リチャード・ジェサップ著)という犯罪小説を
ふと思い出した。

出版されたのは1983年だが、読んだのはいつ頃だったろう?
姉が「すっごく面白いから」と言って貸してくれたのだった。


犯人は完璧な方法で身代金要求をするのだが、その肝心な部分の
記憶がない・・・それ以外の部分はかなり覚えているのだが。


計画実行のために演じ続けた「トニオ・ヴェガ」を
犯人は逃走する際に消していく。


アパートを出て行く時、自分の動作を一つ一つ検証しながら、
指紋がついていそうなところは、すべて念入りに洗い、
「トニオ・ヴェガ」を証明するいろいろなものを
トイレに流してしまう。


(この本、実家に残っているかなぁ・・・??)


人間はそこにいるだけで、何か痕跡を残している。


パソコンの画面に表示されるメールの文章にも
感情や思考が動いた痕跡が残っている。


見つけられる人は、すぐに見つけてしまう。


見つけられない人は、自分が残している痕跡ですら
なかなか気づけない。


私は、他人の文章から思考の痕を拾い出すのが苦手だ。
だから、自分が残した痕跡にも気づけない。


私が書いた文章は、読み手の心の中に
どういう像を結んでいるんだろう・・・


見る人がみれば、
自分の内側から湧き出した言葉を使っているのか、
それらしい言葉を探して拾ってきたのか、
一発でわかるらしい。


こういうことを、それとなく指摘されるのは
結構(かなり)辛い。


だから、自分の言葉にしたくて、
自分の言葉で理解したくて、
悩んで悩んで考える。


でも、ちょっとしかわからない。
時間はどんどん過ぎていくのに、
相変わらず、わからないことばかり。



ある方が教えてくれた。

>何かわかったと思った途端に
>「今まで何も分かっていなかった」自分がわかり、
>新たな「わからない」が生まれてくる。


そっかー

「わかった」という状態になる時には
「わからない」がもれなくついてくるんだ・・・


こうやって「自分の世界」は広がっていくのだろう。


ハイハイしていた赤ちゃんが、つかまり立ちした途端、
今まで見えなかったものが見えてくるのと同じで、
一つの「わかった」をきっかけにして、
新たに見えてくるのが「わからない」なのだろう。


とりあえず今は、
「わからないが進歩の印」だと思うことにしよう。 




コメントは受け付けていません。

2010年 12月 03日

カテゴリー 生活一般

ひさしぶりに、虹を見た。




今朝は、7時を過ぎても、まるで夜のように空が暗かった。


隣のスーパーの屋上の駐車場は水浸し。
強い風に押されて白っぽくなった雨が、
斜めに叩きつけられているのが見えた。



家を出る時刻には、空が明るくなった。


道路を見下ろすと、歩行者は傘をさしていなかった。


よかった!雨があがった!




念のため折りたたみの傘をカバンに入れて出かけた。


歩いている途中で、雲の切れ間から、日が差してきた。
濡れた路面や、そこに張り付いた赤や黄色の落ち葉が
キラキラ光っていた。


しかし、駅が見えてきた頃には、再び空が暗くなり、
パラパラと雨が降り出した。


駅に続く道に傘の花が開いていく。


ふと目を上げると、灰色の空に虹がかかっていた。





でも、駅へと急ぐ人たちは空を見上げない。


もったいなくて、カバンからiPhoneを取り出し、
人の流れからちょっと離れて、写真を撮った。


液晶画面に、雨粒がパラパラ落ちた。



誰かに目をとめてほしくて、[虹]という一文字だけ添えて
Twitterで送った。
(RTして下さった皆様、どうもありがとうございました)






3年前の11月、台湾の空にかかっていた虹。



この時も見上げる人は少なかった気がする。
こんなにきれいなのに。


でも、きっと私も、自分のすぐそばにある
きれいなもの
いいもの
素敵なもの
幸せなものに
全く気付かずに、
「何かいいことないかなー」
なんて考えながら、うつむいて歩いている時間の方が
はるかに長いんだろうな。







コメントは受け付けていません。